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妊娠しました

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有り難し有り難し 28

初めまして。もう何もかも嫌になってしまって、たまたまここに出会いました。
藁にもすがる思いです。人生何とかなってこれまでやってきましたが、もう本当にどうしたら良いのかわかりません。

妊娠がわかりましたが、結婚もしていません。
事情があって彼氏の実家に住んでいます。
彼氏は4月から別の仕事が決まっており今は特に何もしていません。

私は去年まで資格勉強のため、失業保険をもらっていて、今年からまた働き始めました。
職場はいわゆるブラックで、通勤も2時間かかるのでもう辞めたいです。

彼氏の実家はとても居心地が悪く、鬱病のお父さんと同居しているため本当に辛いです。
私に頼れる身内はおりません。離婚した父くらいでしょうか。

住まわせてもらい面倒をみてもらっている状態なので、とても感謝はしております。
それでも本当に嫌になることが多く、感謝ができない自分にも嫌気がさします。

更に4月からは彼氏は自宅にはおりません。
仕事の都合上1年くらいは離れて暮らします。
自由に会えません。

そんな状況のなか妊娠しました。
せっかく働き始めたのにという思いと、彼氏の実家にいながら子育ては考えられません。

ただ一人で暮らし、何ヶ月もやっていけるほどの貯蓄もありません。
ですが、4年前にも妊娠し、堕したので辛い経験をもうしたくありません。(自分を守るために言いますが、ほぼ犯罪でした)

これまで他の人よりも若いうちから一人暮らしをし、働きながら学校に通い、家庭環境も最悪で辛いことばかりでした。
今は良い経験だと思っていますが…

普段はそれを隠すように笑顔で楽しく毎日過ごしています。
それでも突然どうしてこう人生はうまくいかないんだろう、どうして私だけとどこにぶつけたら良いのかわからない思いになります。

話は逸れましたが、彼氏のことは大切で、結婚もしたいし、子どももほしいと思います。
それでもせっかく働き始めたのになんて思ってしまい、
子どもに申し訳なくなり、自分が本当に嫌です。
どちらともまだ結論は出ていません。

どうしたら良いかというよりも、他の人と同じようになりたいです。

ですがやっぱりどうしたら良いのかわかりません。
もう何も考えずただ夏の生い茂るような木や葉っぱ、キラキラ光る海、まぶしい太陽を浴びながら、ドライブしたいです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

二人の間でできた子供なのでしょう?

ですが、そうやって自分の都合を優先させていると、何人子供を授かってもあなたが今後、自己中心的な生き方になる。子供が可哀想ですよ。
子供を授かった経緯はそもそも何ですか?
避妊をしなかった、わけでしょう。
そういう感覚で居ること自体が、先を見て行動している姿ではない。
産みたくないが、おろしたくもない、が行為だけはする、では無責任な行動です。
そこを変えずに、その感覚を変えずに、他のことを変えようとしているでしょう。それは無意味。
その感覚、考え方、ここを変えなければ、その大好きな彼と一緒になっても、毎回それが待ち受けている。
彼にすぐに話して、あなたも彼もお互いがその感覚を改めさせるためにも伝えるべきです。
責任感のある男であなたをきちんと愛していれば責任を取ってくれます。
問題はあなたが彼を愛しているかどうかではない。
彼があなたを愛してくれる、今後愛するに値する男かどうか。
彼の反応が真実を物語るでしょう。
あなただけの子供ではない。彼との間の子供でしょう。
彼にも今後どうするかの責任がある。あなた一人で悩んではいけない。
彼を信じましょう。

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おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

公共の相談機関を利用することがいいと思います

市町村の保健師さんに相談してみてはどうでしょう。彼とは結婚する方向で話は進んでいるのでしょうか。一人で出産、子育てすることは大変だと思いますが、今から保健師さんに相談しておけば、生まれた後の子育ても一緒にサポートしてくれると思います。
彼のお父さんとは離れてし生活した方がいいかもしれません。お父さんにはうつ病の治療に専念してもらい、あなたは出産に専念する。彼はあなたと子供のために仕事を頑張り今後家庭を支えるために、しっかり働いてもらう。といったほうこうになるといいのではないでしょうか。

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個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

質問者からのお礼

自業自得な悩みにも関わらず、ご丁寧にご回答していだたきありがとうございます。
調べてみることにしました。
本当にありがとうございました!

煩悩スッキリコラムまとめ