ネットからの出会いはどこまでいくのか
回答 2
有り難し 12こんにちは。ネットが出会いの恋愛について助言をいただきたいです。
私は韓国語を2年ほど勉強しており、韓国語の資格では上級レベルにはなりました。
そこで現在悩みがあります。
言語を学習するアプリ上で出会った韓国人男性と約１年間毎日連絡を取り合っており、毎日他愛もない会話をしています。
8ヶ月くらいで初めて敬語からタメ口での会話になり、１年経ってから初めて電話と、お互いの国のお菓子や食べ物を宅急便で送り合うという様に、
かなりスローペースで進展？している様にも思います。まだ1回も会ったことはないです。
特に付き合っているわけでもないこの曖昧な関係なのですが、
最近は、以前は大してなかった相手の行動に対して少し嫉妬をする自分が出てきました。
相手が大好きかどうかと聞かれたら、会ったことがないので判断ができないのですが、この関係の先を見据えるととても脆いものだと感じてやきもきしていて、
ただ１年間毎日続いたこの関係を失うことが怖いがためな感情な気もします。
私は新社会人で彼は2つ上ですが、留学や勉強のための休学をしてまだ大学4年生です。
私の会社は韓国になんの縁もゆかりもないですし、相手は日本語が話せないため、今後お互いがどちらかの国に拠点をおくことは可能性として低く、彼が卒業旅行で日本に来る可能性がある程度です。
会話の中でたまに恋愛の話をする程度で、実際に会ったことがないので判断のしようもないですが、お互いが好きとかどうかという話もしたことがありません。
「いつか片方のどちらかに恋人ができて終わってしまう関係だろうな」と、先を考えると凄くもどかしいです。
蓮の葉で「嫉妬」について色々と検索をしてみると、嫉妬は自分のものになりかけていたのにそうならなかった時の葛藤に近しいというお言葉を見ました。
人間は誰ものにもならないのに、あたかも所有物の様に錯覚するから嫉妬するのだと。
私は始まる前から終わることをよく考えがちなのですが、
この様なネットからの出会いでどの方向に転んだとしても心を保つために
前もってお坊さん方に助言を頂きたいです。
よろしくお願い致します。
お坊さんからの回答 2件
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嫉妬はひとり、関係性は常にふたり
こんにちは。
ネットでの出会いがどこまで進展するのか、ですが、まずひとつ言えることは、ネットであろうがリアルであろうが、それはツールの問題であって本質的なものではない、ということです。ネットから真面目な交際に発展して結婚する人もいますし、リアルから出会ってもひどい結末になることもあります。
ただネットの場合は確かにヴァーチャルであるという部分もありますので、もし真剣に考えるならば、一度は会ってみるべきなのかも知れませんね。
ここまでは一般的なことです。
嫉妬云々については、それが執着や自己中心性に由来するものだ、ということはもちろんおわかりだと思うのですが、結局は「自分のものなどこの世に何もない」という率直な事実を心の根底で認められず、自分のものでもない、また移り変わる状況や感情というものに対して昆虫標本のようにピンを刺して確保しようとする行為が、実際には報われない…つまりピンに刺した昆虫はいつまでも死なないのだし、動き回るのだし、いつでも自由にピンを抜くのだ…という現実を「それでもここに留めたい」という無理筋の独り相撲から、嫉妬や葛藤、おしなべて苦というものが増大します。
そういう感情は自分の心の健康にも悪いし、もちろん現実の状況に対しても決してプラスの作用を及ぼしません。
恋人や夫婦に限らず、人間関係というのは「関係」です。
嫉妬は上に書いたようにあなた自身に由来する個別の独り相撲ですが、韓国人の彼との関係は、あくまでも彼との関係性を冷静に見つめ、お互いにどうであるのが幸福なのか、どうであればよりお互いの人生が豊かになるのか、それをまず冷静に、合理的な視点で検討してみていくべきことです。
その上で、「それでもやっぱり」と思うのならば、それを独り相撲ではなく、彼との関係性という次元で、彼としっかりと将来像をシェアしながら、二人で考えていけるようになれば良いのかな、と思います。
いずれにしても、ネットの関わりだけではどのみちわからないことが多すぎますので、もし会える機会があれば一度会ってみて、そこからまた考えてみるのもよろしいのではないでしょうか。
なかなかうまく書けず、わかりにくくて申し訳ありませんでした。
会ってみましょう。
韓国人の筋肉は、体質的に、日本人よりもガッチリしていると思います。
つまり、日本人よりも韓国人の方がマッチョな人が多いのです。
会ったら「思ってたよりずっとカッコいい！」と思えるかもしれません。
そうじゃないならそうじゃないで、それも笑い話になります。
一歩進めば見える景色も変わるでしょう。
できれば一度会ってみましょう。
質問者からのお礼
みなさま、本当にありがとうございました。
確かに実際に会ったことがなく電話やメールという遠隔のやりとりしかない中で、
こんなに悩むくらいの判断材料も対してなかったと感じました。
機会があるならば、実際に会ってから考えたいと思います。
ありがとうございます。
