生きて行くのはこんなに辛い物なのか⁉︎
私は、53歳の会社員です。
現在の家族構成ですが、妻 49歳 、長女 大学生
次女 高校生、実姉 57歳(脳性麻痺による障害者)
の5人家族です。
俗に言う旧家の長男として生まれました。私が17歳の時、祖父が亡くなり、その5年後母が亡くなりました。母は54歳という若さで乳癌が発覚し2ヶ月程で逝ってしまいました。
それからの生活ですが、祖母の介護、実姉の介護を私と父と2人で何とかこなしながら生活をして参りました。
母が亡くなって9年後、祖母が亡くなりました。
その翌年結婚致しまして、父と姉との同居生活が始まりました。
長女と次女が誕生し暫くすると父の認知症状が現れて参りました。認知症状は歳を追うごとに酷くなって行き、また父と姉の2人分の介護が始まりました。
家内は、子育てと介護を両立しながらも一生懸命私を助けてくれました。
認知症を患った父も、平成21年に亡くなり、つい先月までは姉の介護も有りましたが、穏やかに暮らして参りました。
しかしながら、先月妻の乳癌が発覚致しました。
本当にやり切れない思いで、何をどうしていけば良いのか?当然姉の介護は待ったなしですし、妻の抗がん剤による治療も始まり、また姉の介護、妻の闘病と、2人を支えて行かなければならない状況になってしまいました。
母の命を奪った乳癌が今度は妻に。
今思うと、父の介護、子育て、姉の介護と、本当に休む間も無く働き、かなり無理をさせてしまったのが原因なのか?それを思うと本当にやり切れない気持ちで一杯になります、本人が一番辛い事なので妻の前では普段通り接しております。
本人も「絶対に治すよ」と前向きに闘病してますので、私も一緒に支えて行くつもりです。
只、1人で考える時間が有ると、あまり良い事を考えないもので、どうして自分の人生は家族の介護、家族を看取る、これの繰り返しばかりで、何故こんな不幸な事ばかりが起こるのか?
最近本当に生きて行くのが辛く思えてなりません。
どのように考えて生きて行けば良いのでしょうか?良い助言御座いましまら宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「神も仏もあるものか!」と叫びたいお気持ちかと・・・。
あなたのご質問をよんで本当にどうお答えしていいかわかりません。
あなたのつらい気持ちは痛いほどわかります。〈何故こんな不幸な事ばかりが起こるのか? 。最近本当に生きて行くのが辛く思えてなりません〉・・・「神も仏もあるものか」と恨み言の一つも言いたい気持になりますね…。
それにしても今まで本当によく頑張ってこられました。きっとご褒美に奥様の病気が治るに違いないと信じます。小生もお祈りいたします。
あなたの今までの生活はまさに《菩薩行(ぼさつぎょう)》だと思います。菩薩行とは仏様に成るための御修行です。難行苦行といわれます。これ以上頑張ってくださいとは言いにくいですが、とにかくあなたが倒れないようにマイペースでやってください。ちなみに介護施設やホームヘルパーさんは頼んでおられるのでしょうか。役所や民生委員、ケアマネージャーさんなんかと相談してみてください。多少お金がかかるかもわかりませんがお姉さまを施設に預けるのも一つの選択肢だと思います。
最後に、お慰みになるかどうかわかりませんが、杉良太郎さんの『すき間風』という歌があります。その中の一節に「・・・いいさ生きてさえいれば、いつか幸せに巡り合える・・・」というものがあります。小生の好きな言葉です。とにかく死ぬのだけは、思いとどまって下さい。合掌
質問者からのお礼
大塚芳明様、ご回答頂きまして有難う御座います。
『菩薩行』ですか?確かに自分でもこれは修行か?と思う事が度々御座います。
まだその様な考えが出来ている間は少しましな状態なのですが、酷く落ち込むと、中々普通の思想に戻れない自分が存在致します。
しかしながら、自分で命を絶とうとは考えない様にしております。今は家内の病気を治せるならば、どんな事でもと思い家族全員で闘病を応援しております。
おっしゃる様に、姉の事は今回は施設の方で預かって頂くように致しました。
妻の闘病を最優先に、必ず完治するように支えて行くつもりです。
また酷く落ち込んだ時には、相談させて下さい、お願い致します。
つまらない相談に貴重なお言葉有難う御座いました。