死にたい…という相談に対して
どう対応するのが良いのか分からなくなってきたので、相談させてください。
私は、友人に「辛い、、たまに死にたくなる」と相談されることがよくあります。
その度に私は、「話、聞くよ」と言い、本当に何をする訳でもなく、ひたすら話を聞いています。
話を聞いて、相づち打って、共感して…たまに、自分ならこうするかもな…とか言いつつ、話を聞いています。
でも、、「死にたい」ってその一言だけで沈黙の時もあり、その場合、どう返事を返して良いのかが分からなくなります。
相手は何か反応を示して欲しいのか、分かりませんが私が返事をしないでいると、ごめんね、、と謝ってきたりします。
ただの愚痴の時もあれば、死にたい…っていう時もある友人に対して、話聞くよ…だけで良いのか?分からなくなる時もあります。
ただ、話を聞くだけで良いと思いますか?
また、死にたいと言ってきた時にはどう返事をしたら良いと思いますか?
私自身も辛い時はあって、意味なく泣いてしまう時もあります。
でも周囲にあまり本音を言わないので、悩みのない人…とよく言われます。
自分が不安定な時にも、それを隠して話を聞いている時もあるので、辛い時もあります。
だからと言って、自分が辛いからって理由で、その友人の話を聞かないのも、見捨てられた…と友人が感じるのではないかと不安になります。
実際に友人が「話を聞いてもらえないと見捨てられた感じする。」と話していたこともあるので。。
どういう風に友人に接したら良いと思いますか?
アドバイス頂けると嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「待つよ」
こんばんは。そんな風にお友達から頼られるのは、一面有り難い事でもあり、一面辛いところだろうと拝察します。こっちだって悩みはありますもの。
私の敬愛する方から教わったのは、「言いたくなるまで待つよ」という言葉です。
けど!実際に電話を握って黙りあっていると、結構辛いですよね。相手の背中をさすることもできないし。
まず思って欲しいことは、「彼女にはきっと、自分で何か踏み出せる力がある」と信じることです。不安とかいろんな感情や思考が邪魔して一言も発せない…時もあるでしょう。けれど、きっと何か動き出すことができる。保証はないけれど信頼する。
そして、彼女のために祈ることで、沈黙を満たすことができます。
私は浄土宗ですので御念仏。「なむあみだぶ」を心の中で称えます。「迷っているんだろうな、苦しいだろうな。けど、自分から動き始められるはず」と思って。彼女の息遣いを聞きながら、心でお称えする。
そしてね、時々は沈黙を破り、こちらから電話を切っても良いのです。
「あのね、ごめんね。貴女には自分で動ける力があると思う。私は待つよ。けど、今日はごめん、切るね。あなたを信じていることは忘れないでね」と。
仏様やご先祖様なら、無限に話を聞いてあげられるでしょう。けれど私たち人間に、それはできません。自らの限界を認めつつ、自分も無理しない。
それを繰り返してよろしいと思います。その優しさは、きっと彼女を支えることに繋がると思います。
お互い様ですからね。
拝読させて頂きました。
そうですね、迷いますよね。あなたの立場であれば私もどうすればいいかと迷ってしまいますね。
とはいえ相談なさるその方に真正面から素直なお気持ちで真摯にお気持ちを聞いて差し上げることが何より大切なことかと私は思います。
その方が死にたいと思うほどに辛いお気持ちを抱えて苦しんでいらっしゃることを聞いてうなずきながら気持ちをわかってあげて共感することは何よりその方の支えとなるでしょうからね、その方にはあなたがついて共にいること、決して孤独ではないことを実感し安心してもらうことから何でも始まると思います。
悲しみや苦しみはなかなか本人でなければわからないですけれども少しでもわかってあげることから始まるのですからね。
アドバイスについてはやはり自分の実体験を元にした言葉でなければ説得力はないかとも思います。ですから今あなたが自分の中から考えて出てくることをそのまま言葉にすることが大事かと思います。
或いは様々な方々の実体験や経験から出てきたことをあくまで参考になさることも一つかとも思います。
また仏教つまり仏様の教えを元に人が生きる道を聞いて頂きそこから学んで頂きながら少しずつ理解していくこともあるでしょうからね。
とはいえ何でも一足飛びには解決できるものではありません。
私達はそれほど強くはありませんし、逆に一人一人はとても弱く儚いものです。いきなり真理や善を説いても直ぐに実践することは難しいですからね。
病から回復するにも優しいお粥をゆっくりゆっくりと召し上がりながら体に吸収させて回復させていきますからね。病いの時にいきなり鰻や焼肉食べてしまってはかえってお腹をこわしてしまいますからね。
あわてずにおいたてたり追い込んだりすることなくゆっくりゆっくりですね。
少しずつお粥を召し上がるように目の前のことを一つ一つお話をゆっくりと伺いながらどうかサポートなさってくださいね。
私達はお互い未熟なもの同士ですからお互いを尊重しあいながら思いやりながら助け合って生きていくことにが大切ですものね。
あなたが皆さんと一緒に共に助け合い思いやりながら心豊かに幸せに生き抜いていかれますようにと心よりお祈り申し上げます。