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この先親の死を迎えるのがとても怖いです

回答数回答 2
有り難し有り難し 38

こんにちは。
私は父を亡くし、母と暮らしています。母はすでに80歳をこえて、持病もあります。
私は現在ひきこもりのようになっており、親しく話せる友達もいません。小さい頃から女ですがマザコンといえるくらい母が好きで、友達のようにいろいろ話したりしてきました。
親の年齢が年齢なのでどうしても最期を考えてしまい、毎日気が重く苦しくなっています。いざそのときが来たら私は気絶でもするのではないか、してももう誰も助けてくれる人はいない、などどんどん悲観的になってしまいます。
母は定期的に病院に通っており、本人は楽しく明るく毎日を過ごしています。こうして母が毎日楽しく過ごせるのは私にとっても嬉しいですし、親に私が先にいく不幸を絶対味わってほしくはないですが、こんな歳なのに親が死ぬのがとても恐ろしいです。

これからどういう心構えでいけば多少なりとも心が強くなれるでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

拝読させて頂きました。
あなたとお母様とのご縁はこれからもずっと続いていくのです。お母様は永遠にあなたと共にあるのです。
今でもそしてお母様が天寿を全うなされても、あなたが天寿を全うなされてもそのつながりは続いていくのですからね。
いつでもどこにいてもお母様はあなたのことを思い見守っていてくださるのです。
そしてどうぞそのご縁を感謝なさりながら日々や一時ひと時を共に和気藹々と仲良く心豊かにお過ごしなさってくださいね。かけがえのない時であり、経験であり思い出ですからね。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

回答をくださったお二人のお坊さんへ。
どうもありがとうございます。これまでこのようなことを誰にも相談できずにいたので、回答と温かいお言葉をいただいて涙が出てしまいました。
もしもの時のことを今から考えてしまっていて、その不安や悲しみが襲ってきていて今まだ生きているのにもういなくなったかのような気持ちになりがちでした。

せっかく一緒にいられるのだから、かけがえのない今をもっともっと大事にして日々過ごしていこうと思います。心を押してもらった気持ちになりました。本当にこちらで聞いてよかったです。
どうもありがとうございました。

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