親の死が怖い回答受付中
10月に祖父が亡くなったのがきっかけなのか分かりませんが、家族の死が今までにないくらいに恐ろしく思うようになりました。
特に寝室が同じである母は、先に寝ていると寝息を確認してからでないと落ち着かない、不安になってしまいます。別件で心療内科から処方された睡眠薬で無理やり寝る時もあります。
時間が経てば落ち着くようになれるのでしょうか。寝ている母が隣にいる今も息苦しくてどうしようもないです。少しでも気が楽になるにはどうしたらいいのでしょうか。
お坊さんからの回答 2件
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あなたが「今、ここ」で呼吸をしている自分を大切にしてください
はじめまして。僧侶の釋聴法と申します。
突然の、そして大切なお祖父様のご逝去、心よりお悔やみ申し上げます。
今あなたが感じている「いつか母もいなくなるのではないか」という言いようのない恐怖は、お祖父様との別れを通じて、あなたがそれだけ深く家族を愛しているという証(あかし)でもあります。その優しさが、今は刃のように自分を傷つけてしまっているのですね。
仏教では、形あるものは必ず移ろうという「諸行無常(しょぎょうむじょう)」を説きますが、それは「諦めろ」という意味ではありません。「今、目の前で呼吸をしているお母様との時間は、それほどまでに尊く、かけがえのないものだ」という気づきです。
心が苦しい時の対処法として、以下を試してみてください。
①「今」に意識を戻す
未来の不安(死)は、まだ起きていない空想です。お母様の寝息を確認した時、「生きている、よかった」と実感して、温かい手のぬくもりに集中してください。
②悲しみに期限を設けない
10月のご不幸からまだ日は浅いです。時間が解決するというより、その悲しみを抱えたまま生きていく自分に、少しずつ慣れていけば良いのです。
③専門家(医師)を頼る自分を褒める
薬の力を借りることは、決して悪いことではありません。自分を守るための大切な手段です。
お母様にとっても、あなたが不安で眠れないことは何より辛いことでしょう。まずはあなたが「今、ここ」で呼吸をしている自分を大切にしてください。
お祖父様は仏様となってあなたとご家族をそっと見守っています。お仏壇や墓前で手を合わせて「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょう。
今日一晩、少しでも静かな時間が訪れますようお祈りいたします。
拝
縁起寺 釋聴法
親は必ず亡くなる
私が23歳のときに、私の母は病死しました。
人はいつ亡くなるかわかりません。
ですから、お母さんが亡くなったたら亡くなったで、あなたはやるべきことをできる範囲でやれば良いだけです。
心配事を先取りしすぎず、心配事が発生してから心配すれば良いと思ってください。
過去や未来や自分や他人に関する妄想雑念、特に、同じ情報を何度も繰り返して考えてしまうような思考の堂々巡りは、ストレスにつながります。
5分考えても5時間考えても内容に大差ないことは、5分間だけ考えてストップしましょう。
質問者からのお礼
年末のお忙しいタイミングでのご回答ありがとうございました。薬のおかげかすぐに眠ることができて母もいつも通りです。今を大切にしていきたいと思います。



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◆卒業後の進路を決める事ができない
◆別れた交際相手の事を忘れる事ができない
◆家庭不和で毎日の生活が辛い
◆家族や大切な人を亡くして心の整理がつかない
◆何事も悪い方向に捉えてしまい、自己嫌悪に陥っている
◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す
◆毎日充実した日々を送れるように、仏教の勉強がしたい
など、上記はこれまでの相談の例(ハスノハ以外を含む)です。