親離れと親の死に対する恐怖心
通勤時間短縮や自立した生活をするために、数年前から一人暮らしをしている30代女性です。
両親とは仲が良いこと、実家も県内にあることから、月一回は帰省しているのですが、ここ最近、一人暮らしの家に帰る度に、寂しさと悲しさが込み上げてきます。
たまに、両親が一人暮らしの家まで送ってくれることがあるのですが、良い歳した大人が別れた後に泣いてしまうのです。
ひどい時は、車中で泣いてしまうことがあります(泣くと親を心配させるので、こっそり泣いています)。
また、両親に持病があることや、ここ数年で他の親族の死を何度か経験したことから、いつか来る両親の死のことを考えてしまうことが増えてしまいました。
命あるもの、必ず死が来ることは分かっているつもりですが、両親が亡くなったら、私はメンタルが保てないのではないかと、すでに恐怖を感じています。
実家から帰省後、悲しくなって泣いてしまうのは、親離れができていないせいだと思っているのですが、親離れをするためにはどうしたら良いでしょうか?やはり、帰省回数を減らす事が得策になるのでしょうか?
また、いつかくる両親の死に対する恐怖にはどうしたら打ち勝つことができるのでしょうか?
どうか、ご助言をいただけないでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ホームシック
拝読しました。
人は3か月顔を合わせないと、情も薄れると言われます。
すぐに帰ることができる、翌月にはまた会える。
という環境が続いているので、毎月毎月ホームシックを経験しているのではないでしょうか。
いつ、とは決めないで気が向いたときに帰省する。
代わりにオンラインでの会話を細目に取り入れる。
など、会い方を変える方がいいかもしれませんね。
人は必ず亡くなります。
そのために、日ごろから悔いの残らないように生きていく。
それが理想なのでしょう。
この世に生を授かり、何年かをこの世で過ごし、あの世へ戻っていく。
永遠を与えられたわけではありませんので、今のうちにできることをやる。
せっかくだから、楽しむ。
なんなら、この世に何かを残していく。
時という概念は待ってくれません。無常です。無情かもしれません。
親であっても、子であっても、生きた時間の何年かを同じに過ごす。
でも何年かは一緒に過ごせない。
あなたが生まれる前のご両親と一緒に過ごせなかったように、
ご両親は先を走っています。先に生まれた方、人生の先生です。
その先生の教えをよく受け継ぎ、親孝行なさることが
子に割り当てられた役目なのでしょう。
もしお別れが来たときは、思いっきり悲しんで、泣いて、
泣き崩れて、感謝してお送りする。
ご両親のお気持ちを聞いておくとよいと思いますよ。
ご両親(先生)のアドバイスを聞いてみてください。
合掌
質問者からのお礼
剛士様、ご助言をありがとうございます。
まずは、帰るタイミングをあけようと思います。
そして、人生の先生にアドバイスを聞いておこうと思います。
本当にありがとうございました。