心が軽くなる考え方を教えてください
お世話になっております。以前にも家族について相談させて頂きました者です。その際、家族と話し合いをするようご助言を頂きました。何度かその後話し合いをしましたが、毎回私の考え方は非常識で捻くれてるから、家族の考え方に直しなさいと言われます。家族は自分達は常識人で正しい考えを持っていると信じているので、私の主張が伝わらず、ただ私が自分の事しか考えていないととらえるようです。友達に話した事もありましたが、私の事しか考えているわけではないと言われました。私の主観が入った話し方だったかもしれませんし、友達だから気遣ってくれたのかもしれません。毎回こんな結果になるので、私も疲れてしまい、もう言いなりになってれば波風立たなくて、少しは楽になるのかなと思い始めています。ですが、やっぱり気になる事があると心にひっかかり、その場は受け流してもストレスが溜まってしまいます。普段の生活上で嫌なことがあった場合、嫌な部分を見えない、考えない、後に引きずらない考え方や視点の変え方、発想の転換などありましたらご教授頂きたいです。長文になってしまい大変申し訳ございません。ただ、もう心が苦しくて、この先の人生が真っ暗で憂鬱です。心が軽くなりたくてご相談してしまいました。何卒よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今・ここを楽しむ
例えば、掃除をするときに、嫌な出来事を思い出しながらイライラしながら掃除すると、掃除の時間が嫌な時間になります。
そうではなく、掃除をするときに好きな音楽を聴きながらやるとか、鼻唄を歌いながらなるとか、掃除の作業に意識を集中して妄想雑念を抱かずに掃除するとかすれば、
掃除の時間は楽しい時間、あるいは心静かな時間になります。
私達は、妄想雑念で目の前の「今・ここ」を大切にしていないことがよくあります。
仏教は、「今・ここ」に集中することを教えてくれます。
その一例として、ヴィパッサナー瞑想やマインドフルネスなどもあります。
検索してみれば、ヴィパッサナーのやり方を掲載しているホームページなどもあります。
調べてみてください。
貯金が何億円ある人も、借金が何千万円ある人も、トイレでトイレットペーパーを切る瞬間は、そのことだけを考えればよいのです。
「今・ここ」の平安は、誰にでも平等です。
人生は苦の連続です。
苦しみがなくなることはありません。
だから、個別の苦しみをどうこうするのも大切ではありますが、
何よりも、悩まなくてよいときは悩まない、妄想雑念にふけらないような心の操縦方法を学びましょう。
家族に嫌なことを言われる時間は、1日に何分間くらいありますか?
毎日1時間も説教されたりしないでしょう?
仮に、10分間嫌なことを言われたとして、そのたった10分のために、まる一日嫌な気分でいたらもったいないです。
嫌な出来事を一日の主役にしない、「妄想雑念だ、今考える必要はない」と切り捨てましょう。
質問者からのお礼
お世話になっております。早速ご回答頂きありがとうございます。妄想雑念にふけらない心の操縦方法を学ぶ。本来であれば、私くらいの年齢であれば出来ていて当然の事かもしれません。苦しいなんて甘えだったんだなと思いました。
「今・ここ」に集中する事。ここから始め、妄想雑念に負けないよう心を操縦出来るようになろうと思います。
この度はご丁寧にわかりやすく教えて頂き、ありがとうございました。
日々の生活を楽しくする努力をしていこうと思います。