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祖父の死について

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先日、父方の祖父が急に亡くなりました。朝食中の事故だったようです。
前日にも会って話をしており、当日も朝に父が会っているので本当に急なお別れでした。
もし僕が前日に会った際に別の行動を取っていればバタフライエフェクトか何かで運命が変わっていたのかもしれないなどとも思い、悔しい気持ちでいっぱいです。

4年前の祖母の死後、僕も買い物等で色々と手伝いをしており、足腰は弱っているものの元気な祖父の姿を見ていたのでかなりショックです。
「もうだいぶ長いこと生きた、いつ向こうに行ってもいい」と話す祖父でしたが、まだまだ生きられたはずです。

なにより、両親を続けて亡くした父の悲しみはどのくらいかと、心配です。
孫の僕ですらこんなに悔やんでいるのに、子である父はどれだけ苦しんでいるのかと思うと、やりきれない思いです。

今は「そういう運命だった」と自分に言い聞かせるしか納得の方法がありませんが、そうはいっても急なお別れというのは避けられたかもしれないと思ってしまいます。
どうすれば心を落ち着かせられるでしょうか。また、どのように父を見守れば良いでしょうか。アドバイスをいただければ幸いです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お悔やみ申し上げます。

食事中の事故というと誤嚥でしょうかね。誤嚥というのは珍しい亡くなり方ではありません。若くて元気なうちに誤嚥で亡くなる人はあまりいません。でも、お年を召してから誤嚥で亡くなる方は少なくありません。

本当に、急にお亡くなりになったのでしょうか?

死に方は選べないものです。でも、誤嚥を起こすことができるということは、『本来ならばずっと前に身体が持っている命数を使い果たしていたところ、ご家族の厚い介護や医療の発達のお蔭でそこまで生きられた』のかもしれません。

それはね、感謝すべきことなんですよ。

ご両親さまに口に出して、あるいは手紙で伝えてあげて下さい。「きっと毎日大変だったろうけど、ずっとお祖父ちゃんのお世話を続けてくれてありがとう。僕は感謝してる。」と。

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曹洞宗副住職。タイ系上座部仏教短期出家(捨戒済み)。仮面系お坊さんYouT...
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