生きている価値がない
日々生き方に苦しんでいます。嫉妬、妬みが強くていつも心が不安定で不幸です。たまに嫌いな人間を階段から突き落としてしまうような想像してしまいます。どうしても嫌いな人間に執着してしまい苦しいです。もっと心穏やかに幸せに暮らしたいしかしとてもできません。どうしたらいいでしょう。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
【天上天下唯我独尊】世界中で唯一無二の存在
あなた自身が、あなたの存在の尊さに目を向けていくところから始めるしかないでしょうね。
あなたの大嫌いなアイツもコイツも、あなたと同じように赦されて、許されて、護られて、育まれているから存在しています。あなたとは利害が一致しなかったかもしれませんが、やっぱり奴らも尊い命を賜って生きています。
奴らと無理に仲良くする必要なんかありませんが、やはり奴らも尊い命である以上、あなたは攻撃してはならないし、もちろん屠ってはいけません。
自分も憎きアイツも、やっぱり【天上天下唯我独尊】な存在。
これに気がつけば、ある程度棲み分けというか、自分は自分、アイツはアイツと割り切ることができて、怨みつらみを手放していく事ができるでしょう。結果、心穏やかに日々の生活を送ることができるようになると思います。
まずは、あなたが”生きている価値がない”と考えようが何だろうが、あなたの思考とはまるで関係なく、誰がなんと言おうとあなたは”尊き存在”であるという事を自覚する事が重要でしょうね。
お釈迦様は言われました。
「人の価値は生まれによって決まるのではない。生まれた後に何をしたかによって決まる。」
あなたの価値はあなたの行いによって決まるのです。あなたがお客様の為に働くことはあなたの価値を間違いなく上げているでしょう。
また、他人への嫉妬や妬みは捨てなければなりません。他人もあなたも同じ人間です。先祖を辿ればいつかは同じ先祖に当たります。もし前世があるとしたら、家族や兄弟だったかもしれません。そう思って、他人の喜びは自分の喜び、他人の悲しみは自分の悲しみと思ってください。
また、情けは人の為ならず、ということわざがありますね。他人のために良いことをすれば、回り回って自分に戻ってくるということですね。そう思って、他人に優しく接しましょう。
そう心がけていたら自然に心穏やかになり、その雰囲気を醸し出すようになり、人から好かれるようになると思いますよ。