他人にお金を使いすぎる夫
回答 2
有り難し 20いつもこちらを読ませて頂いております。
私の相談というのは、タイトル通り夫の人付き合いについてです。
夫は、とても人に良くする人です。
それは結婚する前からそうでしたし、夫の好きなところでした。
尊敬もしています。
が、結婚し生計を共にするとやはり綺麗ごとだけではやっていけないのが正直なところです。
他人様に良くするのは良いことだと思いますが、まず自分たちの生活が一番で、余裕があれば・・・と私は思っています。
ですが夫は自分たちに余裕がなくても、材料を買って人の為に差し入れを作ったり(しかも光熱費も高くなるようなものです)
どこかへ行けば自分たちは何も食べたり買わないのに人へのお土産にお金をかけたり
正直そこまでしなくても・・・と私は思ってしまいます。
現に給料前はカツカツですし、臨時のお金も貯められないくらいギリギリな生活です。
何故そこまでするのかと考えたところ、あくまで私の考えですが
幼い頃からあまり両親に誉められたことがないそうで、未だそれを引きずっているというかとにかく人に良く思われたい気持ちが強いように思います。
人に良くするということは良いことだと私も思っていますが、本音はその前にまず私たちが余裕を持てる生活をしたいです。
でもそういう話をすると、私が守銭奴みたいに言われてしまいます・・・
夫を怒らせることなく、上手くお金の使い方を変える言い方はないでしょうか。
もしくは私の考え方を変えるべきでしょうか。
とりあえず生活はできているし、余裕を持ちたいという私の考えが傲慢なのかな？とも思えます。
ご教示よろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 2件
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「良く思われたい」
「近くにいる私より、距離のあるはずの相手にばかり…」。以前の質問も読ませて頂きましたが、関連ありそうですね。
友達の間というのは、やはり妻との距離感とは違うもので、「どっちが大切なの？」と聞かれたら、「そんな意地悪は言わないでくれ」とかの、明後日の方向に話が行ってしまいそうな気がします。
さて、今回の質問で気になるのは、「承認欲求、認められたい気持ち」があるのではないか？という部分です。つまり彼は、そういうニーズを抱えているわけです。「お、ありがとう。凄いなお前、尊敬するよ」という類の言葉で表現されるものです。
それを誰に求めるか？最早ご両親ではないでしょう。
…つまり、最初は貴女に向けて求めているのではありませんか？
なので、私からのお勧めは。
今までは当たり前と思って、口に出して来なかった感謝を、たくさん伝えること
です。
普段の言動に、少しプラスすれば良いと思います。
「自利利他」
まりも様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
少し話がズレるかもしれませんが、ボランティアに積極的な人ほど、意外に家庭のことはルーズ、あるいは破綻しているという例が多々見受けられるところでありました。
実は拙生も少なからずそういう面がかつてあり、収入の大半を福祉やボランティアに費やしたことがございました。
しかしいずれバランスが崩れるところとなり、やっと大幅にセーブすることができました。
それには、本人は、良いことをしているという、ある種の自己陶酔的なところに陥り、更には、それをやめると、不安になるという一種の依存性みたいなところがある可能性も。
外では良いことをしていても、内では・・という疑問は、バランス、中道をとるためにも大切なご指摘であると存じます。
仏教でも、「自利利他」が基本となります。自分のためと他のためのバランスを保ってこそ、極端に陥らずに仏道を歩み進めていくことができるところとなります。
まだ、今は何とか生活できている範囲内であるならば、見守ることも一つですが、やはり、そのバランスが大幅に崩れるようなこととなれば、諫めることも必要であるかと存じます。
そこで、できることは家計・金銭管理をきっちりと、まりも様ができるようにしていくというところであります。
家計の必要経費、お小遣い、貯金等の按分をうまくコントロールするのであります。（多少、家計の負担を多く見積もるなどの工夫をする、へそくりに回すなど）
かなり神経質で細かくチェックする方ならば難しいかもしれませんが、他へお金を使う方は、意外にどんぶりなところがあるかなとも。参考までに。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
確かに家計には全然関心がないので理解してもらうために相談してみようと思います。
人が喜んでくれるのが自分の楽しみだと言う人なので、その気持ちはなくしてほしくないですが、もう少しセーブしてくれたらいいなと思います。
あと、感謝の気持ちを口に出すことですね。
そちらも意識してやってみたいと思います。
承認欲求は人一倍あると思いますので、そこを上手く満たせてあげられたらいいのですが。
ありがとうございました。
