心を変えたいです
こんにちは。前回は回答ありがとうございました。あれから日にちは経ってませんが、また、相談させてください。
あれから私は、改めてこれまでの罪を懺悔し、無財の七施を心がけながら生活しています。
しかしふとした時、自分のしたたくさんの罪の罪悪感に苛まれ、涙が溢れてきます。特に傷つけてしまった犬と、幼い頃の2回の万引きに罪悪感が止まらず、懺悔してもしきれません。
ここ最近毎日泣いています。泣いてもどうにもならないのに、すぐ泣いてしまいます。
その度に自分の心が弱くて愚かだと思ってしまいます。お坊さん達はこのような心をどう思いますか?
また、どうしたらこの心を変えることが出来ますか?文章力がなく、上手く伝えられなくてすみません。
お忙しい中とは思いますが、アドバイス頂けたらと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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後悔先に立たず
してしまった事を反省し、もうしないようにする事は大切ですが、してしまった事を後からどんなに後悔しても、もうやり直すことはできません。無意味です。過去にどうだったかではなく、今どうなのかを重視する事が大事だと思います。あまりご自分を責めすぎませんように。
過去のことに泣いた涙を、仏さま分かってくれています。
こんばんは。亀山純史と申します。
あなたは泣くことでストレスを発散させているのです。そして、心が弱くて泣くのではないのです。心が自らを正しい方向に向かわせようとしているから泣くのです。
過去にしてしまったことを消し去ることは出来ませんが、過去のあなたはもうここにはいないのです。今いるあなたは、過去の過ちを悔い、そして前に進もうとしているあなたなのです。過去のことに泣いた涙の数だけ、仏さまはあなたのことをわかってくださっています。私の宗派のご本尊である阿弥陀さまは、「あなたのことをわかっているぞ。」という思いを「南無阿弥陀仏」という言葉に託してくださいました。これからは、無財の七施を心掛けながら、「南無阿弥陀仏」と唱えてはどうでしょうか。その念仏は、仏さまからの「あなたのことはわかっているぞ。」という呼びかけなのです。
以上が私からの回答です。人は誰でも過ちを犯すものです。そして、あなたのように悔いる人こそ、仏さまのお慈悲の救いに預かることが出来るでしょう。
質問者からのお礼
光禪様
ですよね…二度とその罪を犯さないように今を大事に生きていきたいと思います。
お忙しい中回答ありがとうございました。
亀山純史様
なるほど…私の心が弱い訳ではなく、正しい方向に導かせようとしているのですね。
私のことを見守ってくださる仏様や阿弥陀様に念仏を唱え、無財の七施を心がけたいと思います。
お忙しい中、回答ありがとうございました。