闘病中の祖父のことを考えて涙が止まりません
90歳になる祖父が風邪をこじらせ数週間前に入院しました。
病状が思わしくなく、いつなにがあってもおかしくないという状態のようです。
入院してからずっとおしゃべりもでき、元気に退院するという意思を持っていた祖父ですが、このところはやはり弱ってきているのが目に見えてわかり、お見舞いに行くたびに辛くて仕方がありません。
結婚するまで実家で一緒に暮らしており、本当に可愛がってもらっていました。受験、就職、結婚、ひ孫(私の息子)の誕生、自分のことのように喜んでくれました。
そんな祖父が死の淵にいて、祖父にしてもらったことばかり思い出し、自分は何か孝行できたのだろうか、いま祖父はどんな気持ちなんだろう、苦しくないだろうか、そんな事ばかり日中から考えて涙が出てきます。
自分の寿命を削ってでもいいから祖父に元気になってほしいとまで思っています。
年齢的にも長生きだと思いますし、老いて亡くなるのは当然のこととわかっているのにどうしても苦しく、辛い気持ちでいっぱいになります。
まだ祖父が生きているうちからこんなことばかり考えていて、亡くなったときはどうなるのだろう。いい年してこんな自分が情けない気持ちにもなります。
どうすれば気持ちが落ち着くのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
泣いているヒマは無い
残念ながら、人はみないつか死にます。
これは太古の昔からずっとくり返されてきた命の営みで、大自然の理だとも言えます。
でも、ほっぺさんのお祖父さんはまだ存命でよかったじゃないですか、まだ遅くはありません、今からでもおじいちゃん孝行をしてあげましょうよ。
出来ることは限られているかもしれませんが、それでも手を握って、声をかけてあげるくらいならできるのではありませんか?
メソメソしているヒマはありません、いつか必ず別れの瞬間はやって来ます、のちのち後悔することのないように、今できることは何か、ちゃんと自分の頭で考えて、精一杯の真心で尽くしてあげなさいよ。
行動あるのみ。
そして、そんなお祖父ちゃんの姿をしっかり目に焼き付けて、あとはしっかり自分の人生を生きなさい。
死別は辛い、それは皆同じ、全人類共通の痛みです。
どんな人も例外なく、その痛みを抱えて生きています。
生きるとはどういうことか、人生とは何か、お祖父さんとのお別れの中でそれを考える機会を得られたなら、あなたは幸せです、お祖父さんに感謝です。
とにもかくにも、今は精一杯おじいちゃん孝行をしてあげて。
永劫に悔いを残すことなかれ。
質問者からのお礼
ご回答いただきありがとうございます。
時間の許すかぎり、祖父に寄り添って感謝の気持ちを表していきたいです。
いつか見送る日はやってきますが、それまで後悔のないよう祖父との時間を大切にします。
ありがとうございました、