質問読ませていただきました。

継母との関係が上手くいかずに悩んでおられるのですね。

さて、かるかんさんは産後に実家ではなく、自宅で過ごしたいと思われているようです。
しかしお父さんが、「産後実家に帰って来るんだから挨拶しに来なさい」とおっしゃるのは、どのような話になっているのでしょうか？
「かるかんさんが実家に帰ってくるだろう」と、お父さんや継母さんが勝手に考えて準備を進めていたということでしょうか？

出産は本当に大変ですし、赤ちゃんのお世話も大変です。もちろん、その分幸せもたくさんありますけどね。そして、出産後は精神的にもかなり不安定になる方もいらっしゃいます。また、お母さんのストレスは子供にも伝わります。
そう考えると、一番大切なのはお母さん（かるかんさん）が安心できる場所で過ごすことです。

もし自宅で子育てをするということであれば、可能な限りご主人の協力を得ることが大切です。ご主人とよく話し合って下さいね。
その上で、改めて実家の方に話をもっていけばいいのではないでしょうか。

その場合、波風がたつようでしたら、かるかんさんの気持ちを率直に伝える必要はないでしょう。穏便にお父さんや継母さんに納得してもらうようにお話ししてみて下さい。
たとえば、「お父さん達の気持ちは本当に嬉しいけど、主人も可能な限り協力してくれるし、大変かもしれないけど２人で子育てしてみたい。だけど、わからないことだらけで、ひょっとしたら上手くいかないこともあるかもしれない。そんなときは申し訳ないけど、少し手助けしてくれたら嬉しいな」と、相手の気持ちを逆なでしないようにやんわりと伝えてみたらいかがでしょうか？

最後に１つ申し上げますと、祖父や祖母と少し触れ合ったからといって、孫がその色に染まるわけではありません。子は親の鏡、親は子の鏡です。育ての親の普段の態度や行動や考え、そういったものに子供は大きく影響されます。
ですので、親が心安らかにのびのびと心にゆとりを持てる環境に身を置けるよう、色々工夫してみてくださいね！

何か少しでも参考にしていただければ、ありがたく思います。

藤川 誠海

京都府・大阪府・奈良県の県境に当たる、京都府京田辺市の天王院というお寺でお...

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旦那さんが留守のとき、赤ちゃんと二人きりで生活するのは、最初は大変ではないでしょうか。
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願誉浄史

がんよじょうし。浄土宗教師。｢○誉｣は浄土宗の戒名に特有の｢誉号｣です。四...

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