弟がグレ気味です
来年成人する社会人の弟がグレ気味です。具体的には、会社を2週間無断欠勤をしていたり、約束を破って遊びに行ってしまう等です。
私の家は、弟が2歳の頃から母子家庭で、母・姉の私・弟の3人暮らしでした。私は弟の4つ上です。私は大学に上がる折りに隣県で独り暮らしを始めたので、現在は母と弟は二人で暮らしています。
弟は昔から無口で、中学生の頃はカッとなると手が先にでるような節がありました。
社会人になってからは、家事をしないのはもってのほか、連絡無しに家に帰らないのは茶判事になりつつあります。
母は弟を甘やかす傾向にありますが、一方で母が弟を叱るときの口癖は「クソ親父そっくりだな・姉は○○なのにお前はなんでこうなんだ・お母さんがどれだけ大変だったと思っているんだ」です。基本的に怒鳴っています。弟はそれに対し「クソ親父の息子なんだから仕方ないだろ」と開き直りつつあります。
母の言うことはあまり聞こうとしないようで、母から私に「お前が何とか言ってくれ」と頼まれることが増えました。
このままでは弟が、仕事もせず自分の好きなことだけをし、後ろ指をさされても開き直り、周囲に迷惑をかけながら生きていくろくでなし男になってしまうのではないかと不安です。
弟は人に対する甘え、あるいは不信感のようなものを持っているのではと思います。
これでは母にも弟にも良いことが無いので、自律を促すため、弟に独り暮らしをさせるよう母に強く勧めています。弟にも独り暮らしの楽しさを伝える形で独り暮らしを勧めています。
これは正しい選択でしょうか?
また、姉として家族にどのように働きかけることができるでしょうか?
人が自分の思い通りに動かないと苛立ってしまう
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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独り暮らしは良い経験になる
弟さんに独り暮らしをさせるのは、弟さんにとって良い経験になると思います。
ただ、会社を無駄欠勤しているとなると、弟さんは近いうちに退職するつもりかも知れません。
弟さんが家賃のために借金をするようなことがないように注意が必要です。
仏教では、「無我」と言って、「私」という概念は幻だと考えます。
本当はずっと同じ「私」なんていない。
「私」がないんですから、「私のもの」もありません。
「私の弟」「私の息子」もありません。実体の無い概念、言葉にすぎないのです。
つまり、弟さんは、あなたの所有物でも、お母さんの所有物でもないのです。
あなたもお母さんも、弟さんという独立した後個人を、思いどおりにコントロールできるはずはないのです。
そこは、「あきらめ」も必要です。
どうせ人生は、できることしかできません。
あなたもお母さんも、弟さんも、できることをできる範囲でやればよいのです。
追記2024.1.14
弟さんが立派に自立なさっていてよかったです。
質問者からのお礼
お礼が遅くなりましたが回答をありがとうございました。
弟は立派に自立して過ごしています。できることしかできない、確かになと思いました。自分がどうにかしなければ、という強い思いから開放されました。