高校生の息子の進路
高校2年の息子が1人います。県内でも有名な進学校へ通っております。ただ成績は下から数えた方が早いです。
それでも少し前まではそれなりに頑張って勉強しており大学進学を考えていました。
昨年11月頃から急に不登校気味になり体調不良を訴えるようになりました。
きっかけは学校での友人関係のトラブルと成績不振だと思います。友人とのトラブルは解決したとのことです。
それから勉強をしたくない。今まで親が喜ぶからやっていたと言うようになりました。
大学へは進学せず美容師になるといいました。長年の夢ではなくパッと思いついたような感じです。少し前までは別のことを考えてました。
美容師になりたいのではなく、勉強や面倒なことから逃げたいように思います。
実際、好きなことだけして暮らしたい。嫌なことはしたくないと言って、だらだらと過ごしてます。友人や彼女とは遊びに行く元気もあるし、家でもリビングで家族とテレビを観て笑って過ごしたりしています。
美容の勉強をしているわけではありません。学校は休みがちで行っても保健室で過ごしています。
プライドもあるのでしょう。中学まではトップの方の成績でしたから。
正直、美容師になることは反対です。
子供の頃から本当はなりたかったというならまだ考えますが、逃げて決めた進路を賛成出来かねます。また正直大学には進学してほしいという気持ちもあります。その気持ちが強いです。
きっと子供の人生だから見守ってということを言われるのでしょう。
失敗も自己責任で好きにさせれば良いのでしょう。
でもそう割り切れないので困っています。
お金を出すのは親の役目。美容学校のお金をだすのは親の義務と言われたのも引っかかってます。頑張っている子供のためには無理してもお金を出してあげたいと思ってましたが、それなダラダラ過ごす子のために出したくありません。
こんなことを言うなんて育て方が悪かったんでしょう。
どう子供と接すれば良いかわからなくなりました。
わかりにくい文になり申し訳ございません。
よろしくおねがい致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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人生は一度きりですが、本気になればいくらでもやり直していける
そうですか、そうよね。
本人が、本気であれば、どんな目標も そりゃ応援してあげたい。
でも、今 迷いの中で、何かに逃げ出そうとしている状況では、こちらも、すんなり はい、そうですか、とはいかないですよね。
ただ、今は、親として、大人の真っ当な意見は、息子さんには、耳が痛いばかりでしょうねぇ。
夫は、なんておっしゃっていますか。
私も息子が一人ですから、母親が口うるさく言うのは、逆効果でしかないと感じることもあります。
人生は、一度きりですが、本気になれば いくらでもやり直していける。変わっていけます。
壁にぶち当たり、悩み、抜け出すのも自分自身でしかありません。
どんな世界も、厳しさがあります。
美容師の世界も、簡単ではないでしょう。
いろいろ迷いながら、本当に熱くなれるものに、出遇ってほしいですね。
それこそが、親の願いではないでしょうか。
まずは、進路変更の理由を共有しましょう。
明けましておめでとうございます。亀山純史と申します。
お子さんの進路については、本人とよく話し合いをし、お互いに納得することで、初めて良い方向へ行くものと思います。まず、お子さんの考えを否定せず、最後まで聞いてあげましょう。確かに、思いつきでの美容師かもしれません。一方、親を喜ばすために勉強をしてきたことは、もしかしたら本当かもしれません。いずれにしても、子どもの気持ちを尊重してあげる姿勢が大切でしょう。その中で、どうして進路変更を考えるようになったか、その理由をはっきりさせておきたいですね。物事には結果があれば、それを引き起こした原因が必ずあります。言葉では「好きなことだけして暮らしたい。嫌なことはしたくない。」という発言は、もしかしたら、勉強に対する不安感が大きいがための発言かもしれません。そうして、進路変更を考えるようになった原因を、親子で共有しましょう。もしも、お子さんの進路変更が勉強からの逃げであったならば、たとえ成績が思うように伸びなくても、親として最大限のバックアップ(応援)をしてあげることなどを伝えたいですね。
以上が私からの回答になります。最後にお子さんに一言。美容師は一見華やいだ職業に映るかもしれませんが、シャンプーで手が荒れるなど、体質的な向き不向きもあるようです。また、どの職業においても、表の部分と裏の部分があります。表面的な部分だけで進路を決めるような安易な進路選択だけは避けたいものだと思います。
少しゆっくり
こんばんは。元高校教師の僧侶です。高校2年、揺れる時期ですね。友人とのトラブル解決は大丈夫だったとのこと、本当によかったです。友人関係、成績、希望と現実の落差、たぶんご本人が一番わかっていらっしゃると思います。今、かなり気がぬけた状態ではないでしょうか。もちろん逃げでもあると思います。今突き詰める必要がある時期でしょうか。まだしばらくは息子さんは、進路希望がかわると思います。つまりは迷いの時期です。今どうしても突き詰めて進路を決めないといけないのであれば、「なぜ美容師になりたいのか。美容師の仕事内容は?」などを聞いてみて下さい。「美容学校はかなりの学費ががかるから、あやふやな状態ではお金は出せない。」と。
しかし、もう少し時間的余裕があるならば、しばらくは見守って下さい。これは本人が自分をみつめて、進路を決める大切な時間です。今色々説得や意見してもなかなか心には届きません。今日と明日、明後日と進路希望がコロコロ変わったりするかもしれませんが、それはそれで、「そっか。色々生き方があるね」くらいで留めてあげるとまた変わると思います。
親が喜ぶから頑張ってきた、というのも一部本当でしょう。ちょっと遅めの反抗期みたいな感じがします。親が困惑することを言いたい、みたいな状態でしょう。
あまり一つ一つに過剰に反応しないで、「まあ、色んな中から本当にやりたいものを見つけてね。」くらいの声かけで親の意見は言わないことです。
親の立場としては、ちょっとイライラされるでしょうが息子さんは息子さんなりに苦しんでおられます。
さりげなく自分のその時期を話されたりするのもよいかもしれません。親が喜ぶから頑張ってきた、から「自分が~を、したいから~に行きたい」と少しずつ自立の方向にあると思います。ダラダラした姿だとつい何か言いたくなるでしょうが、その背景にある息子さんの心理をさりげなく観察して下さい。友人関係はよい方向にいっているのですから、きっと迷いの時期から抜け出されますよ。
親ごさんは本当に大変ですが、少し気長にみてあげて下さい。あまりにも長くそれが続くようでしたら、またその時に考えましょう。
質問者からのお礼
ありがとうございました。気持ちが楽になりました。
接し方を少し変えたら子供も少し落ち着き、学校に休まずに通うようになりました。進路についてはまだはっきりしませんが、模試もきちんと受けに行っています。
お礼コメントの入り方がわからずお礼が遅くなり申し訳ございません。
本当にありがとうございました。