幸せを感じ過ぎると同時に苦しくなる。
友達や恋人と一緒にいて楽しかったり、幸せを感じれば感じるほど、こんなに幸せを感じるという事は、この後きっと物凄く不幸な事が起こるのではないか。友達や恋人は本当に自分を好いてくれているのだろうか。いつか裏切られてしまうんだろうな。と、怖くなり、なんだか最近は誰の事も信用できず、苦しいです。どうしてこんな風に考えてしまうのかと、自分が嫌になります。どうしたらこの考えをやめることができるでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
【諸行無常】つねに移ろい変わっていく
"どうしてこんな風に考えてしまうのかと"
とても重要な問題に気が付かれましたね。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。
娑沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことはりをあらはす。
おごれる人も久しからず、只春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。『平家物語』
我々が欲する幸せ、感じている幸せ、そのほとんどが永遠には続かない。
物事は常に刻一刻と変化する。せっかく掴んだ幸福も、いつまでアテになるのかわからない。
失うのが怖い…。どうしよう…。
この不安から、お釈迦様の出家修行ははじまった。
”どうしたらこの考えをやめることができるでしょうか”
やめなくていい。この疑問は大事に大事に温めなされ。
空虚な毎日であったならどうですか?
拝読させて頂きました。
あなたの毎日が何も感じることもなく、喜びも悲しみもなく、何の変化もなく感動もないただ空虚なものであったならばどうでしょうか?
そのような中で生きることはあなたにとって魅力ある人生でしょうか?素晴らしい生き方でしょうか?そのような人生を望みますか?
苦しみや悲しみ多き人生ですけれども、初めて人と出会い与えられた喜びはなにものにもかえがたき大切なことではないですか?
きっとあなたは今までもそしてこれからも喜び感動しながらその人生を生きていかれますよ。
どうかそのひと時ひと時をこれからも大切になさってくださいね。
質問者からのお礼
ありがとうございました。
この気持ち大切にしていきます。