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焦り過ぎでしょうか?

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有り難し有り難し 5

お付き合いして、1年経つ彼氏がいます。
去年12月に同棲を始め、婚約もしました。
お付き合いする時、わたしは彼に30までには結婚したいと伝えており、彼もそれを承諾しました。
ですが、来月には私は30歳になってしまうのに同棲してまだ日が浅いことや彼氏が以前お付き合いしていた方のことで彼氏のご両親にご迷惑をかけており両親を説得するために時間が欲しいと言われ、結婚を先延ばしにすることを考えているみたいです。
彼氏は元カノさんから結婚詐欺に遭っており、今も両親に300万近くの借金があります。
わたしは、結婚出来なかったら彼への気持ちが揺るぐとか、そういうつもりはないのですが、年齢的にそろそろ落ち着きたいという想いです。
もしかしたら、婚約した時点で私の両親に報告して結婚を心待ちにしている雰囲気に堪えられない、年齢的な世間体に堪えられないという気持ちが強いのかもしれません。
結婚はタイミングという言葉をよく聞きますが、来月までには結婚したいです。
どうか、いい方法はないでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

時間を区切って苦しくなるのなら区切らない方が良いと思います

「今年中に〇〇を達成する」「〇〇歳になるまでに〇〇〇万円ためる」等々、私たちは何かと期限を区切るのが好きです。
会社の契約とか、制度でそう決められている、という場合以外でも、いろんな場面で私たちは時間を区切りたくなります。
そうして区切ることが励みになったり、自分の目標の必要条件であるなら、それも良いでしょう。しかし、区切ることによって、自分も相手も苦しくなったり、何かを拙速に進めてしまったり、ということになれば、それはかえってあだになります。
だらだらと過ごすといつの間にか物事がダメになってしまう、ということも一面ではありますが、拙速に進めてダメになることの方が多いように思われます。
区切るにしても「何歳まで」「何月何日まで」という時間的な区切りではなく、「相手のご両親が納得されるまで」というふうな条件で考えてはどうでしょうか。
老婆心ながら、今月の来月というのはいかにも拙速に思えます。

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有り難し
おきもち

新潟県上越市、龍興山宗恩寺住職。
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
私のわがままで相手を傷つけてしまうような気がしておりました。
長い人生を共にする相手ですので焦らずにいこうと思います。

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