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小学校2年から無理矢理バスケを習わせられてました

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期間は卒業するまでの4年間です
最初は放課後にやるクラブの延長のようなものだったらしいのですが私が入った時には顧問がやりたい放題の無法地帯でした

お気に入りの子を贔屓してそうでない子は自分のストレスを発散する道具にするような顧問でした

運動音痴の私は格好のいびりの対象でしたし、それを見た他の子からも嫌がらせや陰口など日常茶飯事でした

顧問が説明している最中、隣にいたお気に入りの子達が雑談していたのに私が話していたと言ってボールを投げつけられ顔が腫れたこともあります

試合に出してもらったこともなく下手だからという理由で練習をさせては貰えずアップ以外はコートの外に立っている毎日でした

同級生の子達も学校では普通に仲良くしてくれるのにバスケの時間になった途端馬鹿にしてくる豹変ぶりがとても怖かったですし、毎日顧問に罵られ周りに笑われるのが怖くてどうすればサボれるかしか考えていませんでした

バスケの練習は木曜日以外土日含めて毎日夜の7時まであり、唯一休みの木曜日は水泳の習い事があったので友達と放課後遊ぶことも出来ませんでした

やめたいと言えば母と父から大声で怒鳴られて手が飛んできます

昔から直ぐに手が出る両親でしたから小学生当時は怖くて続けるとしか言えませんでした

母曰く「馬鹿にされたまま辞めると尻尾巻いて逃げたみたいで悔しい」との事ですが私は全く悔しくありません

未だに外で当時のバスケ部のメンバーを見かけると息がしにくくなってその日は1日気分が沈みます

バスケットボールを見るだけで吐き気がするので中高のバスケの授業は仮病をつかって保健室に行っていました

先日両親といる時に小学校当時の話になった流れで
「小学校の時は本当に辛かった。放課後が近づくとお腹が痛くなるし、長期休みになると一日バスケだから夏休みが大嫌いだった」と言うと母に
「私だって顧問や他の親からお前の事で嫌味言われても耐えてた。お前はそれをこれからも言い続ける気か?済んだことに対して謝り続ければいいのか」と怒鳴られて口論になりました

少しヒステリックなところはありますが母のことは普通に好きですし、ここまで育ててもらったことも感謝しています

でも小学校の頃の思い出は今でもトラウマになっていてこのことに関しては一生恨み続けると思います

こんなことで恨み続ける私はどうかしているのでしょうか


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

恨み続けてもメリットはない。

恨みは、怒りの煩悩です。
怒りの煩悩は、あなた自身のストレスになります。
なので、恨み続けても、あなたにとって何のメリットもなく、デメリットばかりです。
辛かった過去について、誰かを悪者にしないとやってられないという気持ちは、痛いほどよくわかります。
しかし、毎日顔を合わせる親・家族を憎むと、毎日ストレスを受ける生活になり、あなた自身の苦しみが増えます。
もちろん、ご両親にも落ち度はありますが、
一番悪いのは顧問の先生(監督)だと思います。
いずれにせよ、過去はあなたの脳内データです。頭が造り出す幻です。

どうしても辛いなら、専門機関でカウンセリング等を受けてみてはどうでしょうか。
辛いなら、辛い状況を変える方がよいと、あなたは学んだはず。
あなたの心は、いまだにバスケ部に縛られているのかもしれません。
本当の「退部」は、恨みを捨て、前向きに変化することではないでしょうか。

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