これまでの悪い行いを反省
今、祖母の7日参りでお坊さんに来ていただいてるのですが、先日単刀直入に「7日参りってなんか意味あるんですか?」って聞いてみたら、色々お話をしてくださいました。
7日ごとにいろんな仏様に会って、この経本はこう言う意味ですよとか、色々お話をしてるんだと。
んで今週35日の法事なんですが、この日は地蔵菩薩=閻魔大王の裁判?が行われる日で、6つの世界があり人間界とかに行ってくださいとか言われる日。
そして、その人間界に連れて行って下さいとお願いするのが葬儀だとお坊さんは言ってました。
地獄には絶対に行くなと、行くとすごく苦しいと言ってました。
その日からネットで地獄について調べるといくつかに分かれていてすごく怖くなりました。
嘘もついたり蚊とか蜘蛛とか動物も殺してしまったり、色々してきました。必ずしも人間界には行ける気がしません。
今はおばあちゃんの為に、般若心経と十三佛真言と光明真言と大師号?を読み、全てではないですけど夜に読んでます。
お経本の中に懺悔文と言うのがあり、説明を読むと「悪い行いを、みなすべて悔い改めます」と書いてあります。
悪い行いを反省する思いも含めて、お経本は一部ではなく全て読むのが良いのでしょうか?
お坊さんにわからない事は何でも聞いて下さいねっ!って言われたんですけど、1人でお経読んでるの言うのも恥ずかしいので、ここで聞いてみようと思いました。
よろしくお願いします。
宗派は、高野山真言宗です。
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地獄に堕ちるような行いを戒める《五戒》
〈1人でお経読んでるの言うのも恥ずかしいので〉・・・なんも恥ずかしい事ではありません。素晴らしいことです。キット「極楽に往生して仏様となられた」お祖母様が喜んでいますよ・・・♥。
ちなみに、小生の考えですが・・・、
「地獄・極楽があるかないか」なんかどうでもいいのです。お釈迦様は「地獄に堕ちるようなことをするな(=極楽に生れるような善い事をせよ)」と、この世を生きていく「生き方」を説いておられるのです。つまり、「正しい生き方」を説く《方便(譬え)》として、地獄極楽や六道世界を説いておられるのです。
で、仏教では地獄に堕ちるような行いを戒める《五戒》というものがあります。
①不殺生戒(ふせっしょうかい)・・・生き物を殺すな
②不偸盗戒(ふちゅうとうかい)・・・物や時間を盗むな
③不邪淫戒(ふじゃいんかい)・・・不倫や浮気をするな
④不飲酒戒(ふおんじゅかい)・・・酒を飲むな
⑤不妄語戒(ふもうごかい)・・・嘘や悪口を言うな
どれも、結構難しいですよ。特に⑤、腹が立ったら、つい悪口を言いますね・・・。
お経本の中に懺悔文(悪い行いを、みなすべて悔い改めます)があるとのことですが、《五戒》を破った時(実は人間はその戒めを破りながら生きているのではないでしょうか?)反省することが大事だという事でしょう。あなたはもうお分かりのようです・・・♥。今まで通り、反省する生活をして下さい。
かく言う小生も、反省の毎日です・・・。合掌
質問者からのお礼
大塚さん、回答ありがとうございます。
同じ香川県出身ですね!
お坊さんからお話をいただいた事も、何か1つの縁として、これから善い行いを1つでもしていけるように反省しながら過ごしていきたいと思います!
真言宗にも、同じ十善戒が経本にかかれてます。守るのは難しいけど、毎日反省するのが大切ですね。