自己中、冷たいと悪人にされました回答受付中
あと少しで、実の父の四十九日法要を迎えます。父が亡くなったのが深夜で、スマホはサイレントにしていました。何かあれば緊急は家電へと伝えていたのですが、家電は鳴らさずひたすらLINE電話を鳴らしていて、なかなか繋がらなかった事、すぐに父が入院していた病院へ来るようにと言われたが、離れた場所で深夜だったこともあり、夜が明けてからでも良いかと自分の都合優先にしたこと、この2件でまず非常識だと。そして、葬儀の後に傷心な母に優しい電話をかけたり、お線香をあげに来たりしなかった。ついでに言うなら、入院中の父を見舞わなかった。今度の法要でさえ、喪服でのレストランなどでの食事は気が引ける、その日はちょうど花火大会で帰宅が混みそうだからあまりゆっくりは出来ない、などとわがまま言いたい放題!本当に自己中だ!と、夫のLINEへつらつらと書かれました。なぜ夫にかというと、法要について母は私たちが長居を余り出来ないことを知っているか、食事するのにファミレス使うなら喪服では厳しい、着替えることないなら涼しみが経ってからではどうか...と私が母に電話で話している途中で、お父さんが悲しむわ!涙が出てきた!と、一方的に通話を切られたので、私では埒が明かないと夫にやんわりと弟にLINEしてもらったからです。その結果、私はかなり酷い自己中、冷たい人と言われていました。父は、生前実家で母と弟に暴言や暴力を受け、私とのメールも注意されていました。施設に入れる!と脅かされもしました。子どもの頃、父が不憫で泣いてると、父にありがとうと言われました。今までの事を思うと、父は苦しんだけど自由になれたんだと思っています。結局、施設へ入ってしまいましたが、その施設選びも杜撰すぎて...歪んだ想い、勝手な時だけ献身したつもりの2人、大事に思ってるなら元気な時に優しくして欲しかった!私が施設選びの助言をしても聞かず、1時間しか見舞えないからLINE通話した事もあったのに、忙しいと言い訳ばかりと私を責めるしかないなら、もう今回の法要までで実家とは距離を置いて、こちらで父を偲ぶようにして良いでしょうか。もう、実家の2人とは関わりたくないです。
お坊さんからの回答 2件
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実家に集まることだけが供養ではない。出来る形で、仏縁を大切に
お父さまのご往生
お寂しくなりますね。
母や弟、家族から暴言を受けておられたお父さまだったのですね。なんとも、お辛い暮らしを強いられておられたのですね。娘として、どうにもしてやれない自分がもどかしく、悔しかったこともあるでしょうね。今 思い出しても、許せない気持ちが込み上げてきますよね。
緊急時の対応も、LINE電話だなんて、SNSしか思いつかなかったのでしょうかね。深夜ですし、常に携帯を持っていないこともありますし、家電への連絡まで、考えが及ばなかったのでしょうかね。
同じ家族の人を亡くしたとしても、想いも悲しみや辛さも、人それぞれです。誰が一番悲しいか、と比べられるものでもありません。連れ合いである お母さんばかりに気遣うことが正しいわけでもなく、皆それぞれに想いを抱えていますよね。また、生活環境も違うわけですから、その中で、どのように「大切な人の死」と向き合うのかを、誰かに指示されたり責められたりするものでもありません。
あなたの何が非常識なのでしょうか。慌てず気をつけて来てねと、あなたに対しても優しさを向ける。そんな配慮も余裕すら無いのが、今のお母さん、弟さんなのでしょうね。
お母さんや弟さんの都合で事が進む中で、家族への対応に疲弊し、あなたもお父さまの死を大切に想うことすら難しくなっておられるように感じます。
亡き人を弔うことは、その場に行かなくても出来るのですよ。それぞれが、それぞれの場所で、大切に手を合わせていけば良いのです。今後のお参りも、家族関係が難しいようであれば、あなたのお住まいの環境で、近くのお寺へお参りに行かるのも良いと思います。
遠方だからと、ご実家ではなく、私どもが参らせてもらっていたり、お寺へ参られる方々。家族や兄弟、それぞれに法事をされる方もいます。ご実家に集まることだけが、供養ではありませんから。出来る形で、仏様とのご縁を大切になさってくださいね。
合掌
四十九日を迎えるにあたって ― 距離をとる智慧
まず、お父さまのご逝去、心よりお悔やみ申し上げます。四十九日という節目は、仏教では故人の魂が次の世界へと歩みを進める大切なときとされます。本来であれば、ご家族が心静かに故人を偲ぶ時間ですが、残念ながらその場が責めや軋轢によって乱されてしまうこともあります。
【あなたの苦しみについて】
投稿から伝わるのは「責められるばかりで理解されない」「父を本当に大切にしていたのは自分なのに、周囲からは冷たい人と見られてしまう」という深い孤独感です。父への想いがあるからこそ、今の責め言葉が胸に突き刺さるのだと思います。
しかし、ここで忘れてはならないのは「あなたも父の子」であるということです。父はきっと、あなたが無理をしてまで母や弟に従うことを望んではいないでしょう。あなたが心静かに父を想い、供養することこそ、父への真の孝行となります。
【実家との距離について】
仏教には「和顔愛語」という教えがあります。和やかな顔と優しい言葉が、人と人の縁をあたためます。しかし反対に、怒りや非難の言葉は縁を損ないます。縁が乱れるときは、距離をとることもまた智慧です。
法要まできちんと務め、その後は「これからは自分なりに父を供養していきます」と心で誓い、実家とは必要以上に関わらない。これは逃げではなく、父を想う気持ちを守るための選択です。
【供養の方法】
実家に行かずとも、あなたにできる供養はいくらでもあります。
・自宅でお線香をあげ、静かに手を合わせる
・父との思い出を日記に綴る
・父が好きだった場所やものに触れながら、感謝を伝える
大切なのは「どこで」「誰と」ではなく、あなたの心からの祈りです。
【最後に】
お父さまは、生前苦しみながらもあなたの優しさを感じて「ありがとう」と言葉を残されました。その心を胸に、どうかご自身を責めすぎず、静かに祈りを重ねてください。
法要が済んだら、「これで一区切り」と心の中で区切りをつけ、今後はご自分の家庭と生活を第一に歩んでいかれて良いのです。
合掌