親の衰弱
最近、私の母が熱を出しました。
50代半ばの母は病院を極端に嫌い、行くのを面倒くさがって行かずに、再び熱が出てようやく病院へ行きました。
夕方に37.4度、1時間後には39.8度と、急に熱が上がりすぎたのか意識が朦朧として、ハッキリ喋っているのに内容がしっちゃかめっちゃかで何を言っているのか分からない状態になってしまいました。
症状に関しては入院してお医者様に診て貰うので心配はしていませんが、
母の意識が混濁していて10年前と昨日の出来事をまぜこぜに話している姿を見て、涙が止まりませんでした。
ここで初めて、私は「親の死」や「介護」への不安のような、老いに通じるものへの見えない恐怖を目の当たりにしたような気がします。
翌日再び病院に荷物を持っていっても、やはり少し意識が混濁していて、話す度に少しずつ内容が変わっていて、とても見ていられない。
これが高熱による一時的なものだと信じたいのですが、もし今のまま、あるいは熱が引いても少しずつボケていってしまったら、私はこの人の面倒を見られる自信もないし、例えばコロリと死んでしまっても、乗り越えられる自信もないです。
自分一人でさえ食うや食わず程度の経済力しかなくて、不安で不安で、救急外来に行ってからまだ2日しか経っていないのに、5キロ近く体重が落ちていて、どうしようどうしようという気持ちでいっぱいなんです。
受け入れるのも、乗り越えるのも、出来るわけないじゃん
お母さんだもん
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元気になって
お坊さんからの回答 2件
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病院を頼り、あなたのペースでお母さんのそばについていてあげて
そうね。心配ね。。。
あなたの声が、きっと届いているわ。
あなたも、気疲れしているでしょうから、休めるときにはゆっくり眠ってちょうだいね。
そして、病院に任せながら、あなたは あなたのペースで、お母さんのそばについていてあげてね。
大丈夫よ。きっと良くなるわ。
不安は、お母さんがあなたの心の支えになっている証
こんにちは。亀山純史と申します。
誰にとっても、自分の親はその人の心の支えになっているものです。居るだけで支えになっているといってもいいでしょう。
私の父親は、今から6年前に亡くなりました。亡くなる数年前から、体の自由が思うようにいかず、また記憶力も低下してきている状態でしたので、寺の仕事のほとんどは、私が行っている状態でした。そのような状況での父親の死去でしたから、寺の仕事においては、それほど大きな変化をもたらしたわけではありませんでした。しかし、父がいなくなったということへの不安が一気にこみ上げてきました。普段は意識していなくても、そこに居てくれている、ということだけで、父は私への大きな心の支えになっていたんだろうと思っています。
確かに介護は大変です。そしてまた、亡くなられても大変です。これらの大変さとどう向き合っていくかは、人それぞれになってしまうと思いますが、今あなたの目の前にいる親は、あなたにとって心の支えになっている一人の人間です。今回のことで不安が生じたのは、母親があなたにとって心の支えになっているからこそ感じた気持ちだと思います。この不安を払拭することは難しいと思いますが、いつまでもお母さんを大切になさってください。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。
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◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )