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今という浄土

回答数回答 1
有り難し有り難し 6

迷っていましたが、思い切って・・・

四年前からがんで療養中ですが、体調が回復してきましたから、仕事への復帰準備をしているところです。

よくわかりませんが、いつとはなく、光というか命が体のど真ん中に。気味悪い!あっちにいけ!といっても光と命は、静かに微笑んでいるだけ。

弥陀の浄土は果てしなく 苦界の闇を照らしけり
我と我が身は果てしなく 苦界の今を楽しめり

いい加減ですね(苦笑)こんな感じでかまわないのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

己身の弥陀唯心の浄土

ですね。

阿弥陀仏も極楽浄土も共に、自己の身心のうちに本具する性徳であるという意で、華厳・天台・禅宗等の聖道門の説。(改邪鈔 P.941)

だそうです。どちらかといえば、唯識から解釈した唯心浄土のことですね。

法然浄土教では、自分の外に西方極楽浄土を意識しますね。そのアプローチは浄土宗・真宗・時宗で様々ではあれ、外に意識するのは変わらないと思います。

十方浄土の其中に 極楽我等に縁深し
阿弥陀の因位の本願は 凡夫を先とそ発しける
(一向上人浄土和讃より)

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有り難し
おきもち

浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)...
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質問者からのお礼

鈍阿さま
明快な回答をありがとうございます。ご指摘のおかげで腑に落ちたように感じます。安心いたしました。

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