主人と息子の喧嘩
主人と息子が喧嘩をし、その後息子は
主人を無視し続けています。
主人はむかついてはいるみたいですが
それに対応しようとは思っていないみたいです。
父親と話すようにいっても息子はほっといてと言っています。
あまりしつこくいったら家出をしそうな勢いです。
当の本人達は無視し合う以外は
機嫌が悪いという事もなく、明るく過ごしています。
私一人だけがやきもきしている感じですね。
私が間に立つと余計こじれるのでしょうか…
各々説得し、やるだけの事はやった、後は天にまかせるしかないと
分かっています。
大きく構えたいのですが、もやもやと悩み続けています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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詳しい事情が分かりませんので参考までに
詳しい事情が分かりませんので、私が聞かせていただいたお話をします。
ご住職は数か月の闘病を経て66歳で亡くなりました。ガンでした。ご子息は当時、30代後半だったと記憶します。たくさんの方がお通夜にお参りになり、お勤めとご法話が終わった後、ご子息がマイクを持って皆さんにお礼とご挨拶をなさいました。
「私は父が嫌いでした。会えば必ず気まずくなるので、別々に暮らしてきました。どうしてもお寺に帰らなければならないときだけ帰り、どうしても同席しなければならないときだけ同席し用事が住むとすぐ席を外してきました。
しかし、父の体調が悪くなり、いよいよ悪くなると緊張関係が少しずつなくなり、いよいよ悪くなると、父が弱いところを見せるようになり、それからようやく気持ちが通じ合うようになりました。だから最後の二カ月くらいは私にとってとても貴重な父との日々でした」
私は、亡くなったご住職には何かと世話になってきました。だからとてもよい方であるけれども頑固一徹な融通のきかないお人柄なのだと思っていました。ご子息もお父さんに似ているのかもしれません。というより、そっくりそのままの正義感の強い看護な方です。
父と男の子はある面でライバルみたいなところがあり、さらに互いに頑固だったりすると譲ることができず対立することは間々あります。ご住職とご子息(現在のご住職)はそういった親子関係の典型みたいなものだと私は思っています。
この親子は、お父さんは息子さんを深く愛しておられ、息子さんはお父さんを尊敬しておられたと断言できます。しかし、お互い意地と意地、信念と信念がぶつかり合うので表面上は仲良くなれないんですね。
でも、実はお互い分かりあっておられるので心配ないと思うんです。
質問者からのお礼
藤岡俊彦 様
ありがとうございます。
バタバタと毎日が過ぎてお礼が遅くなりました。
主人と話し合って何とか収束しました。
本当に毎日が曇り空のようでした。