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亡くなった人が49日まで家にいるとかって良いますが本当ですか?

その後、どうなるのですか?

息子が亡くなって、本当の話を知りたくて。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「本当の話」は仏法を求めるあなたの中で出来上がる

こんばんは。亀山純史と申します。

「人は死んだらどうなるのか。」この問いに科学は答えを出していません。未来においても、科学が答えを出すことは不可能でしょう。なぜならば、死後の世界を実証することが出来る科学者はいないからです。つまり、死後の世界から生還出来る人は誰一人としていないからです。
それに対して、「人は死んだらどうなるか。」という問いに答えを用意しているのが、宗教です。キリスト教は神の存在を説き、天国と地獄を説きます。仏教では六道輪廻、そして極楽浄土への往生成仏を説きます。これら宗教の答えは科学とは異なります。それは「私たちがどう生きていったらいいのか」という問いに密接に関連しているからです。
私たちが近親者の死から立ち直っていくための術は、「これから私はどう生きていったらいいのか」というと問いに向き合っていくことなのです。そこに、あなたにとっての亡き人との「本当の話」が出来上がるのです。これは自分にとって都合のいい話をでっちあげることではありません。「どう生きていったらいいのか」という問いへの各宗教、宗派の教えに耳を傾けていくことであり、そこに見いだされる「自分はこれからどう生きていくべきか」という答えこそが、あなたにとっての「本当の話」になるのです。

以上が私からの回答です。今はいろいろな思いが心を駆け巡る時期だと思います。是非、このハスノハを利用していただければと思っています。

※「四十九日」について一言述べておくと、人は亡くなってから一週間おきに次にどの世界に生まれるのかという裁判が行われ、それが七週間行われるという考えによるものです。しかし、浄土真宗では、故人は臨終と同時に浄土に往生成仏すると説きますので、このような考えをしません。

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hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧...
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「死後の世界・死んだらどうなる」問答一覧

虫の知らせ

こんにちは、お世話になっております。 今回は私が過去に経験した不思議な体験について、お坊様方から見るとどのように感じるのか知りたく、投稿させていただきます。 1年ほど前の話となります。 私の家には父方の祖父母が買ってくれた、鮮やかな森の中を夫婦が寄り添って歩いている素敵な絵が飾ってあります。 ある日の夜、その絵が気になってみたところ、何となく男性が薄く見えました。 元よりほんの少し霊感のようなものがある私は、そのことを母に伝えようか迷ったのですが、気のせい。 気にし過ぎだと思ってその日は寝てしまいました。 ところが次の日、父に大事な話があると言われ聞いてみると、昨日の夜祖父が家で倒れ救急車で運ばれたとの事でした。 病院での検査の結果、祖父はガンにかかっていました。 前日の夜、夫婦の絵に違和感を感じたのは虫の知らせのようなものだったのでしょうか。 ちなみにその後祖父は約1年の闘病の末亡くなりました。 その間に一緒に散歩したり、旅行したりと沢山思い出を作ることが出来ました。 偶然と言われてしまえば、それまでではありますがこのような虫の知らせというものは、本当にあるのでしょうか。 よろしくお願いいたします。

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死について考えすぎる

昔から死や、明確でない死後の世界に対する恐怖心、不安感に襲われ日常生活でも情緒不安定な生活を度々してきました。 最近昔よりも少し大人になったためもっと複雑に考えてしまい苦しくなっています。 また私は小さな命を3度産む選択が出来なかった時があり 自分自身軽率な行動を取ってしまったために命を産むことが出来なかった。 その命は幸せに過ごして欲しい。 今一緒にいる3人の子ども達も幸せに過ごして欲しい。 死についての恐怖を抱いたまま大人になってほしくない。 でも私は死んだ後も地獄にいって苦しむかもしれない。 でも苦しいのや痛いのは嫌だ。と考えてしまいます。 今とても幸せなんだと感じながら生活しながらそれよりも死に対する恐怖心、不安感の方が強く楽しく日常生活を送ることが難しいです。 来世も人間になりたいと欲がありながら そんなことじゃ生まれ変われないかもしれないと思ってしまったりして 心が苦しいです。 この先死について考えることは無くならないと思いますが 今生きているこの瞬間をどうやったら恐怖心よりも楽しく幸せに過ごせるか、前向きに生きていくためにどうしたらいいか教えていただきたいです。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ