自分に向いている職業とは?
1.自分に与えられた業とは、どの様に与えられるのですか?
2.現代社会の中では、職業が自分に与えられた業なのでしょうか?
職業が自分に与えられた業なら、
3.経済的にゆとりが有れば、自分から放棄したらどうなりますか?
4.職業とは、金銭を得る為の手段では無いのですか?
最後に、人は業が無ければ堕落していくだけなのでしょうか?
職業について、色々な考え方が頭の中を駆け巡り、他の方と沢山話し合って見たいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
①業とは与えられるものではありません。
自らの行いそのものです。行いにも三つあり、心の中で思うこと(意業)、言葉を発すること(口業)、行動すること(身業)があります。
②前述したように業とは自らの行いですから、その職業自体が業では無く、その職業において自ら思うこと、話すこと、行動すること、それが業です。
③あなたの仕事で支えられていた人達が困るでしょう。あなた自身も生きがいや達成感を失うと思います。
④もちろんお金を得る為です。お金で住まいや食べ物など買い、命を保つことができるのですから。
ただそれだけで無く、社会に貢献するという大切な意味もあります。どのような仕事であっても回り回ってどこかの誰かの生活を支えているのですから。
さらに仕事を通して自分自身が成長することもあるし、仕事をしていないと出会うことも無かった人達と出会うこともありますよね。
⑤なので、業が無ければ堕落するという事では無く、業が無いとは心も言葉も行動も無いという事になりますから、堕落どころか既に死んでいる状態ということになりますね。
ただ、もしも仕事で精神的に疲労しているのなら、一時的に、あるいは適度に休むことが必要だと思いますよ。
自分に向いている職業って分からないんですよね。私も成り行きのところもありますし。ただどの仕事でも無駄な仕事は無いので、どのように自分なりに取り組んでいくか、どのように自らの善業を積んでいくか、ということが大切だと思いますよ。
質問者からのお礼
別の質問も有りますが、またの機会にします。
今回質問した業というものについて、私は考え違いをしていたようですね。
勉強不足でした。
ご回答ありがとうございました。