hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

お坊さんのようになるには

回答数回答 2
有り難し有り難し 54

お坊さんのようになるにはどうしたらよいでしょう。

自分が理解できない人をどうしても受け入れることができません。

人には人の価値観がある、そんな当たり前なことを心で実感できません。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

そんなお坊さんばかりではないですよ。

私も理解できない人がいます。
タバコやギャンブルをする人の気が知れず
忠告したくなります。
でも私に害が及ばない所でなら
事を荒立てなくて良いかとも思います。

同じように
私のことを気に入らない人もいるでしょうし
それをわざわざ忠告されたらムカつくでしょうね。

お互いの価値観を尊重することが
私の安寧にもつながるんだと思えば
だんだん他の人のことが気にならなくなりますよ。

{{count}}
有り難し
おきもち

和田隆恩
 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生ま...
このお坊さんを応援する

理解できない他人はほっとくことも大事です

人に対して好き嫌いがないかといえば、あります。が、それを表に出せないのが、お坊さんというものなのです。小さいころから、「自分の好き嫌いを言ってはいけません。」といった教育を受けて育ってきていますので、若いころは「この人苦手だなあ。」とは思っても、嫌いと切り捨てることはできませんでした。年を重ねて分かったのは、自分は自分他人は他人であるということです。自分が考えるように他人も考えると思いがちですが、他人には他人の考えがあるということです。だからなんでこの人はこんなことをいうんだろうといったことはあまり考えないようにしたら、少し心が楽になりました。ほっとくことも大事ですよ。追記 「ほっとく」って方言ですかね。放っておくの略です。関西弁だと「ほかす」になるのかな。京都で修行していた時、「ほかす」って違和感がありまして。こちらでは「なげる」ですから。「捨てる」ことですね。

{{count}}
有り難し
おきもち

浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

佛向寺 / 鈍阿 様

ご回答ありがとうございます。「ほっとく」という感覚がよくわからないでいます。受け入れられない人のことのことを考えないようにする、ということでしょうか。
ならば、私もまだまだです。
アドバイスいただいたことを実践してみるよう、心がけます。

林鴬山 憶西院 超覚寺 / 和田隆恩 様

ご回答ありがとうございます。
お互いの価値観を尊重する、私が目標としてる心がけでした、でも、できていません、私もまだまだ心が狭く、人間的に成長できていないです。今一度、自分を律していきたいです。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ