回答 1
有り難し 15初めてご相談させていただきます。夫の嘘についてです。
とても優しく誠実で、私を全ての事から守ってくれる存在…それが夫でした。
ある日、友人の会社に寄るから明日は１～２時間帰宅が遅くなると夫から話がありました。何の用事？一人で行くの？と聞くと『色々あってさ、一人だよ』と。
翌日帰宅後に『一人で行ったの？』と聞いたところ『違うよ』と。
『もしかして女性と？』
『そうだよ。でもその子に仕事を紹介してあげたから面接に行ってた、俺も他に用事があったからついでに』と言いました。
私達夫婦は再婚同士。どんな些細な嘘も言わない。女性とはどんな理由であれ二人では出掛けない、という約束のもとお互いを信じて疑うことなくとても幸せな生活をしていました。
後になって、その女性とは何も関係はない、でも疑われても仕方がないようなLINEのやり取りをしていたとわかりました。そのLINEもすべて見ました。ショックでした。
浮気はしていないようですが、『嘘をついた事実』は消えません。
どうやって夫を信じれば良いのか、以前のように心から愛せるのか、私にはわかりません。
夫は『浮気はしていない、女としてみていない、大切なのはお前だけだ、どんなに嫌われても離婚はしない』と言い続けています。
私にとっては、浮気したかどうかではなく、嘘をついた事が一番引っ掛かってます。
このまま一生忘れられないのでしょうか？
ふとした時に思いだし、夫に対する嫌悪感が増していきます。
夫は私に『心配だから外で仕事しないで家にいて欲しい』と言います。男性と話している姿は見たくない、想像すらしたくない、と言います。
私は夫がいやだと言うことを何一つしてきませんでした。
それなのに、夫は簡単に裏切った、という気持ちを抑えることができません。
忘れる方法はないでしょうか？もう一度夫を信じられるようになる方法はないでしょうか？
よろしくお願い致します
お坊さんからの回答 1件
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ご相談拝読しました。
モヤモヤとした葛藤の中におられるのではないかと思います。じっくりと問題に向き合って参りましょう。
ご主人の発言・行為は「嘘」といえば嘘なのでしょうが、それに至る原因もあるのではないかと思います。
プロフィールも拝見しましたがお互いにそれまでのご事情があっての今の夫婦関係なのだとは思いますが、
＞女性とはどんな理由であれ二人では出掛けない
これが難しいのかなと。もちろんご主人からあなたに対する
＞心配だから外で仕事しないで家にいて欲しい
これも同様です。これはお互いにお互いの世界をせばめる足かせをはめようとするものです。でも本来人は自由です。それぞれの世界をもっていますし、それは広がっていくものでもありましょう。
その矛盾埋めようとして「嘘」が発生するならば、お互いの足かせを外し合って、「もしも異性と二人で行動しないといけないことがあったら事前に教えてね」ぐらいに留めておく方が無難ではないでしょうか？
そうしたすり合わせをせず今の条件のままで
＞忘れる方法
＞もう一度夫を信じられるようになる方法
を求めてもそれは現実に目をそむけたものになってしまうだけではないでしょうか。
「今の条件でご主人がこのような行動をしてしまったという事実」から目をそむけて、その「事実をどう考えるか」という「頭の中だけの解決」を図るのではなく、事実は事実として引き受けて、ではその事実に至ってしまった「条件（夫婦関係・約束）をどうするか」という視点を持つことが大切かと思います。
相手を思い通りにして、その自分の思い通りの相手を愛する、というのでなく、思い通りにならないお互いを許し合って愛し合っていけるような夫婦関係を目指し、根本から話し合ってみましょう。
【追記】
追記ありがとうございます。そうでしたか。夫婦の形は千差万別ですからね。でももしモヤモヤが残るならその感覚は大事に頭の片隅に置いておき、また折を見て話し合ってみてください。夫婦間の約束も変わっていくものでしょうからね。お互いが自由でありつつ信頼できる関係を作っていきましょう。
何かありましたらまたいつでもご相談ください。
吉武様
お言葉、ありがたく何度も読み返しております。
プロフィールにも記載致しましたが、一度目の結婚では何度も浮気され隠れて莫大な借金をしていた元夫に
苦しめられました。
二度と結婚はしないと思っていたのですが、今の主人と出会い、優しさ誠実さに惹かれ再婚しました。
出会った時に離婚の経緯を話し、私が人間不振であることを知った上で『悲しませることや裏切ることは何があってもしないから安心して』と言ってくれました。
その言葉を結婚以来十数年信じていたので、また裏切られたと思ってしまっています。
そういった約束事が主人にとっての足枷になっているとは思いもしませんでした。(私から言い出した事ではなかったので)
吉武様のお言葉をよく考えてみます。
これまで誰にも話せずにおりました。ありがとうございました。
追記
吉武様
頂いたコメントを元に夫と話し合いました。
足枷になっていることなど一つもない。束縛とも感じていない。ただ自分の思慮不足であった、と話していました。
よって私が外で働くのもOKは出せないとのことで。
私は、時間が解決してくれるものだと思いこれから過ごそうと思います。
ありがとうございました。
吉武様
追記ありがとうございます。
きっとこれからも色々な事があるのだと思います。
でも、もう一度夫を信じてみようと思います。
私だって完ぺきな人間には程遠く、夫を傷付けてしまっていることもあるかもしれません。
悩みながらも夫婦ともに成長できるようがんばります。
吉武様のコメントのおかげで冷静に考える事ができました。ありがとうございました。
