最愛の父に会いたい
去年の3月下旬に大好きだった父が亡くなりました。ガンが発覚して2ヶ月くらいのことでした。遠くの病院に入院していて、また帰ってくるだろうと思っていましたが、そこで最期を迎えました。
私は同年代のお友達と比べたら驚かれるくらい父と仲良しでした。二人で買い物にも行くし、夜に散歩をしたり一緒にお酒を飲んでいました。
そんな父にガンが見つかった時は一人で泣いて、病気や漢方などを色々調べましたが、何もできませんでした。もっと何かできることはあったのではないかと思ったり、わがまま言ってばかりだった自分に後悔しています。
自分で言うのもなんですが父も私のことを大好きだったと思います。成人式を迎えたときには振袖姿を嬉しそうに写真にとってくれました。
もう一度お父さんに会いたいです。会えないことはわかっています。夢でもいいから出てきてほしい。でもそういうときに限って出てこないんですよね。私には霊感がありません。父がそばにいても感じることができません。早くお父さんのそばに行きたいとまで思いますが、母がもっと悲しむのでできません。
亡くなってもうすぐ一年です。3ヶ月くらいは毎日お風呂で泣いていましたが、今では三日に一回くらいに減りました。でもふとした瞬間に思い出して泣いてしまいます。
友達のお父さんとの話を聞いたりすると羨ましくも思います。自分のお父さんを嫌いな子のお父さんへの悪口を聴くと、私と反対だったら良かったのになあとも思います、最悪です私。
質問する場所なのに何も質問できませんでした。ただ誰かにお話を聞いて欲しかっただけです。すみません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
倶会一処
こんばんは。とてもよい父子関係であったお父様のこと、おつらい気持ち、よくわかります。生きているものは皆死にます。それは誰でもわかっているけれど、別れはつらいですね。「もう会えないのかな、話せないのかな」と。
阿弥陀経というお経があります。そのなかに、倶会一処ということばがでてきます。浄土宗では南無阿弥陀仏と阿弥陀さまの名前を呼ぶこと、つまりお念仏を唱えることで阿弥陀さまの極楽浄土に往生することができますよ、という教えを説きます。極楽浄土では先に旅立たれた親しい方々と会うことができます。お父様もきっと極楽浄土で、たくさんのお仲間と苦のない世界を楽しみ、仏になられる修行をされています。
あなたは、与えられたこの世での日々をしっかり充実させて、再会された時にたくさんのおみやげ話ができるように、楽しくしっかり生きましょう。それがご供養にもなりますよ。
私も、いつの日か極楽浄土で色々な方々と再会することを楽しみに毎日を生きています。「また会える」ということがささえになります。阿弥陀経は短いお経ですから、よかったら手にとってみられるとよいかと思います。
倶会一処、を探してみてください。南無阿弥陀仏
大切なお父様は
拝読させて頂きました。
あなたのお父様へ心を込めて南無阿弥陀仏なむあみだぶつ、とお念仏おとなえさせて頂き、ご供養させて頂きます。
お父様は既に仏様に導かれて仏様のもとで親しい方々やご先祖様方にめぐり合い、心穏やかにお過ごしなさっておられることでしょう。そしていついかなる時でもあなたやご家族の皆さんのことを優しく見守っていらっしゃることでしょう。
あなたの夢に出てこなくてもお父様はいつでもあなたのことを気にかけていらっしゃいます。あなたが毎日をお健やかに皆さんと生きてくれるように、皆さんと幸せに生きてくれるようにと守っていて下さいます。
あなたはこれからも大好きなお父様に守られて生きていくのです。どうぞお父様への思いを大切になさりながら皆さんと幸せに生き抜いて下さい。
お父様はあなたやご家族の皆さんと幸せに生き抜いてこれからも皆さんを導いて下さいます。
いつの日かあなたやご家族の皆さんがその天寿を全うなさる時には必ず仏様があなたをお導きなさってくださいます。そしてお父様もあなたを導き仏様のもとでお会いすることになります。またお父様はご家族皆さんともお会いすることになるでしょう。
お父様をいつも思いながらこれからもよろしくお願いしますとお父様に手を合わせてお祈りなさってくださいね。
お父様はこれからもずっとあなたの思いに寄り添い向き合って受け止めてくださいますからね。