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人生の熱量

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有り難し有り難し 34

死ぬことにも勇気と熱量がいりますね。

モチベーションを上げて楽しく生きるにはどうしたらいいか意見をお聞きしたいです。

今何事にも熱意がありません。友人と遊べば楽しいと思いますし、今日の月は綺麗だなと思う心はあります。しかし、何にでも"めんどくさい"という感情がつきまとい、生きるのが億劫と感じるようになってきました。

多くの人もそうなのではないかと思いますが、小学生までは何にでも挑戦していくタイプで、難しい方を自ら選択し乗り越えていくのが楽しいと感じていました。

しかし、成長していくごとにモチベーションが下がっていき今ではやらなくてはならないこともめんどくさいからと知らんぷりをします。

最近考えた結果
自分は、頑張ってる自分を好きになりたいナルシストで、人からも認められたいと思う人間だと思います。
頑張る自分を作るモチベーションをそろそろ復活させたいのですが、めんどくさいから逃げてしまいます。

モチベーションをどうやって上げられるか皆様のアドバイスが欲しいです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

【中道】ほどよく

努力は大事。熱意も大事。
時と場合によっては、勇気を振り絞らなきゃいけないときもある。

しかし、仏道修行の基本姿勢としては、
やりすぎはダメ、やならさすぎもダメ、という両極端を嫌う【中道】という考え方があります。あなたのおっしゃるように、あまり根詰めてやりすぎると、がんばっている自分に酔っ払うナルシスト状態に陥ってしまうし、やらなさすぎは当然何も成し得ません。こんなことをしているうちに結局は心身ともに疲弊し、嫌になってやめてしまう事になりますね。

琴の弦は張り過ぎれば弦が切れるし、緩すぎれば音は鳴らない。
お風呂は熱すぎればヤケドをし、氷水では心臓麻痺を起こします。
何事も「緩急宜しきを得る」という事を考えて取り組まねばなりません。

どうか何事にもイヤになるほどやり込み過ぎないように、自分の力をよくコントロールして取り組んでみてください。

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とりあえず10分間だけやってみる

その気持ち、私にもよくわかります。
そんなときは、「とりあえず10分間だけやってみる」という方法があります。
たとえば、読まないといけない書類があるとか、勉強しないといけないことがあるけど、面倒臭いので後回しにしているとき、「とりあえず10分間だけ読んでみよう」と思うと、あまり重圧を感じません。
嫌だったら10分間で止めればいいや、という軽い感じで「つまみ食い」してみるのです。
そしたら意外と、10分間ではもの足りなくて1時間勉強してしまったりするのです。
また、なんとなく大仕事のような気がして億劫になっていることなどは、全体の作業時間も想像できなくて、今日やるべきか迷う場合もあります。
今日やり始めてしまったら夕方までこれで潰れてしまうかもしれない、でも今日は夕方に他にやりたいこともあるし、とか。
そんなときも、10分間だけつまみ食いしてみると、なんとなく全体に必要な時間が予想できたりして、「これなら今日終わらせられそうだ」とか、「今日は半分までやって、残り半分は後日にできそうだ」とか具体的なプランにつながります。
「漠然と面倒くさい」状態から、「実際にできる・できない」という具体的な情報に変える効果もあります。
人は、どうせできることしかできません。
たった10分間でよい、今できることをできる範囲でやればよいと考えてみましょう。

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おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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