自分を不幸だと思い人を妬む自分がつらい
昨年、流産し、さらに腰を骨折しました。そしてステージ4のガンがわかりもう妊娠できません。生き甲斐だったスポーツも、ガン転移のため大会辞退。周りはイキイキと出場し可愛い子供を抱いてます。
自分にトラブルが続き、からだがしんどいときは「この世は地獄だ。自分は不幸だ」と呆然と感じてしまいます。
夫が姪っ子の成長動画を見せてきますが、まったく可愛いと思えません。「つらいから見せるのはやめてほしい」と言いました。
夫の友達のなかで、子育てに忙しいお母さんがいますが、口をひらけば子供の話ばかりなので、申し訳ないですが、しばらく私は彼女と会う気になれないと夫に伝えました。
夫は優しく理解してくれました。
スポーツでも、ケガと病気さえなければもっと大会に一線で出場できていたのに。
唯一の解放の場所なので、通っていると心が解放されるのですが、同時に、活躍する仲間の姿を見て、胸が痛む自分もいます。
本当は自分で自分を不幸と思いたくないですし、優しい夫に、こんなわがままをぶつけたくはないです。
達観して、ひとを妬まず自分ばかりが不幸と思わないコツはなにかあるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
つらいときはつらい
きつい状況でおつらい気持ちになられるのは当然だと思います。頭が痛い時は、「この頭痛さえなければ」と思い、腹痛になれば、「この腹痛さえなければ」と考えてしまうのが人間です。「この病気でさえなければ」「子どもがいてくれたら」と、実は無い物ねだりをしてしまうのです。
それが続くと、ついつい僻んでしまいます。そうならないためには、自分を不幸だと決めつけないで、「第一線で活躍しなくても、活躍している人を見ることができる幸せがある」や、「きついこと、悲しいことがあっても優しい旦那さんがいる」と幸せに感じる方向に自分をもっていくことです。言ってみれば、「幸せを感じるトレーニング」ですね。
今、あなたは自分にしか目がいっていませんが、もしかしたら、懸命に頑張っている姿を見て励まされている人もいるかもしれません。
つらいときに、つらいと言える相手がいることもまた幸せです。不幸も幸せも「招く」という表現をします。
どうぞ自然体で自分を受け入れて、幸せを招き入れてくださいね。
あなたの目の前には
拝読させて頂きました。
あなたのお辛い状況や心のうちを読ませて頂きました。あなたのそのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
やはり自分自身しっかりと生きることが一番大切かと思います。
他人のことは確かに気になりますけれども所詮他人のことです。
あなた自身の人生をしっかりと生き抜いていくことがあなたにも旦那さんにも何より大切なことです。
あなたは必ず旦那さんと共に幸せに生きていくことができます。
人生ですから様々なこともあるでしょうからどうか旦那さんと一緒に喜びを分かち合いながら生き抜いて頂きたいと思います。
ふと目を凝らしてみればあなたの目の前には生きる幸せがありますからね。
あなたがしっかりと回復なさり旦那さんと一緒にこれからもお互いを思いやり仲良く幸せに生き抜いていかれますようにと心から祈っておりますね。
質問者からのお礼
ご回答、とてもありがたく心に染みました。
優しい導き、感謝いたします。
お言葉いただいてから、明るい気持ちで過ごせるときと、落ち込むとき、人をねたんでしまう日、繰り返しになってしまっていますが、そのときは、頂戴したお言葉を何度も繰り返し読み直し救われています。
心の在り方をお教えいただき、本当にありがとうございました。