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病気の父との接し方

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有り難し有り難し 4

私は父子家庭で、どんな時も支えてくれた父に感謝の気持ちでいっぱいです。

数年前、父が脳梗塞になり、耳にも腫瘍ができました。脳梗塞の影響で、麻痺が残り好きだった料理も出来なくなり、大好きだった車も手放しました。

リハビリの日以外は家の中で過ごすようになり、寝てばかりの生活をしています。動かないから、お腹も空かないし、食べないし、手足が衰えてくる…。
そんな悪循環に陥ってしまっています。

帰る度に、弱って行く父を見るのが辛いです。来年に、実家に戻ろうと思ってはいますが、病院の先生に「本人が病気を理由にやれることをやらないだけじゃないですか?自分で回復の可能性を狭めている」と言われてしまいました。

父はマイナス思考な考えが強くあり、確かに「良くなろう!」って気持ちは弱いのかなとも思います。

他人に強く言ってしまう節もあり(威張ってる感じ)いつもお世話になってる親戚の方にも、悪口?(愚痴)を言われてしまっていて、なんだか辛くなります。

とは言っても、リハビリを頑張ってる姿や父なりに工夫して生活してる事も知っているので、もう…どうしたらいいか分かりません。

「ああして、こうして!」というのも意見の押しつけになってしまうだろうし、一番は本人の意思が大事だと思うのですが…。
どうしたら、本人のためになるのか、正しい選択なのか…分かりません。

苦しいです。ご意見いただけたら嬉しいです。

よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お父さんの味方でいる、それだけでいいのです

拝読いたしました

お父様のこれからや
お体がとても心配ですよね

リハビリの道は長いです
くじける時
リハビリがイヤになる時
そんな波がこれから沢山やってきます

自分なりに努力している父親を
しっかりと 分っている娘様の存在は
とても大切です
周囲がわかっていなくても
のぼう様はこのままずっと
お父様の味方で居て下さい

どうか難しく考えず
お父様の味方としてそっと側にいて下さいね
それだけで 十分お父様の支えになるのですから

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有り難し
おきもち

中川龍伽
大阪府にある山の頂上で小さなお寺を守っています 一般家庭に生まれ ...
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質問者からのお礼

お礼を書くのが遅くなりました。
父と生活を共にし、最期を看取ることが出来ました。

ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ