もうどうにでもなれとあきらめの境地です回答受付中
いつもお世話になり有難うございます。家族が毎年、毎年癌の手術。
また先日、新たな箇所の癌の疑いが出てきました。転移ではないようですが
体の事は、わかりません。
気丈な家族、私もさすがに毎年手術
をしてかなり心が疲弊してます。
もう最近は、どうにでもなれ…の境地です。なんとか病気の家族を支えたいです。高齢の親たちの世話もあります。
人生って急に崖から落ちるような
状況になるのですね。なので今度は急浮上したいです。
これは試練でしょうか?
大好きだった寺社仏閣のお参り自体もしんどくなり お家のお札や仏壇に
お祈りしています。
こういう考えでいいのか 仏教の見地から教えて下さいませ。
よろしくお願い致します。
お坊さんからの回答 1件
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病をどのように捉えるのか。大切なものをしっかり見据えて。
痛みや病は、一気に日常が不安になり、何をしていても希望がなくなってしまうように感じて、楽しくも幸せにもなれない気持ちになりますよね。
なぜ、私たちが…
周りの世界が灰色のように見えるかもしれませんね。
人間、生を受けたら、老病死は避けては通れませんね。どんな形で、いつ、も決めることが出来ません。生きること自体が、苦悩の迷いの世界なのだと、仏教では説いています。
わかってはいつつも、やはり何とかならないものかと、もがいてしまいますよね。だから、また苦しい。
受け入れていくということが、いかに難しいかを思い知らされますね。
仏様のお力は、治らなくても、救われる世界をご用意くださっていることです。どんな人も、どんな人生も、どんな最期でも、願いが届いています。それほどのお力で私たちを救おうとはたらいてくださっているのです。そのお心を知ると、何とも頼もしく、安心をいただけます。
病をどのように捉えるのか。人生を絶望だけに飲み込まれず、このような時こそ、大切なものをしっかり見据えて、大事にして生きる。仏様が教えてくださっているかのように思います。
質問者からのお礼
中田三恵ご住職さま
いつも有難うございます。
まだ完治の可能性もあるので
おっしゃって下さったように
絶望に飲み込まれず生きていきたいと思います。いつも大笑いの私でしたが 中々お腹の底からは笑えなくなりました。仏様の慈悲を信じて
何をここから学べばいいのかを
探りたいと思います。
以前ご住職さまが実母を
みているだけで凄い…と言って下さったお言葉を、挫けそうな時 読み返して 自分は、凄いんだ…と
言い聞かせて頑張っています。
深刻な状況の人達をお救いなさっておられる ご住職さまに言われて
とても嬉しく感謝しております。
又数年ですが
橋本の近くに住んでいた事があり
古くからある お料理教室に
通っていました。
ご縁を有難うございます。