家族と自分
何度も相談させていただいてます。
過去にいただいたアドバイスも何度も思い返し毎日自分と戦っています。
そんな日々の中で見えてしまった自分。
それが自分の本質だと思えて恐ろしいです。
41歳主婦です。
夫、小4息子小1娘の4人家族です。
もともと私は人のために生きられない人間だと気付かず、
主人を愛していると思っていたのも実は依存で、子供も大変だから実は欲しくなかった、でも、産まないと自分の立場が危うくなる気がして出産し、幸運にも息子は可愛いと思えて安堵し、娘には自分の娘であるという実感すらわかないままここまで来てしまい、演技をする毎日。
つまり、私は自分に関わる人を、自分が生きていくためにただただ利用し、その関係が近ければ近いほど最終的には不幸にしてしまう人間なのだと。
こんな私なので、働いていたときも、その仕事への姿勢は怠惰なものでした。
情熱はなく、ならば辞めて他を探すべきだったのに、お金のためにそのまま勤めていました。
生きる場が家庭になり13年。
夫はとてもできた人です。
子供たちもいい子です。
家族に何一つ悪いところはないのに、この日々を終わらせて人生も終わらせてしまいたいと思っている自分がいます。
家事育児、1人の時間、つまり意識のある時間全てが億劫で、億劫な自分と戦い続けて一日をなんとか終わらせる日々が続いています。
なぜ、自分と人を愛せないのか、生きることに真摯になれないのか、生きていることに感謝できないのか、どうすれば謙虚になり感謝して人のために、自分のために生きることができるのか、毎日考えあぐねて、答えが見つからないまままた家族と過ごす週末が来てしまいました。
つまらない、消えたい、という思いが湧く替わりに、愛してる、可愛い、感謝している、という気持ちが湧いてくればいいのに、なぜそうならないのか、人として欠落していて、自分が怖くてなりません。自分を助けられるのは自分だと思いますが、どう考えたら良いかわからずまた来てしまいました。。こんな私につける薬はあるのでしょうか。
テレビや音楽、趣味など…。
あらゆるものに興味がなくなり、
自分の人生が終わるのではという感覚にとらわれます。
全てを失ってみないとわからないのでしょうか。
両親からは貧しくとも愛情はもらって育ちました。それなのに。最低です。
愛、感謝が欠落している。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
感情 気分障害というものがあります。一度、受診を。
家族にまで、偽ったように生きていることに、違和感があるのですね。
そうですか。。。あなたの都合で、家族であるような、矛盾な毎日なのかしらね。
本当の自分が、わからなくなるときがありますよね〜。なぜ、私はここにいるのかしら、なんのために生きているのかしら、と。
人生に疑問を持つときもあるし、歳を重ねても欠落な部分って 少なからず誰にでもあるのだろうと思います。
仕事をお金のためだと、働いてきたことも問題はありません。やりがいを求めなくても仕事は成立しますもの。
あなたが愛せなくても、家族から愛されていることは感じますか?必要とされていることは?
感情 気分障害というものがあります。
自分が怖いと思うなら、一度診てもらうのもいいですね。季節的なものや、年齢的にとも思いましたが、あなたの場合は長期的なので気になります。
気持ちは行為について来る
こんにちは。私は浄土宗の坊さんです。「なんまいだー」です。ご覧になったこと、ありますか?
鎌倉時代の法然さんという坊さんが仰ったことですが、「まず口に出して唱えなさいよ。おおらかに(たくさん)な。そうすると、心の方に大切なことが備わっていくから」とね。
つまり「自然と心が向く」から行う、だけでなく「行動するから心がついてくる」という現象があるよ、それも本物だよ、ということなのです。
もし貴女が「ありがとう」という言葉を知らず、使ったことがなければ「ありがとう」という気持ちは起きないでしょう。その気持ちは「ありがとう」という言葉でしか表せないないのですから。
人がありがとうと言ってくれた場面、やり取りされた場面を見て、あなたも使ってみて、気持ちが醸造されるのです。
多分、あなたのご主人は日頃何かについて「ありがとう」と言ってくださっていると想像します。どんな場面でしょうね。あるいは聞いてみてもいい。「あなた、日頃の生活とか仕事で、ありがとうって言いたくなる時、ありますか?教えて欲しいの。」とね。「私にもっと言うべきでしょ」という受け取られをしないように気をつけて。
話していただけたら、貴女のご主人への尊敬度も変わるでしょう。そして、貴女が自分を高めようと努力していることに気づいてくださるかもしれません。
それを真似する。「あ、似たシーンが来た」と思ったら真似する。その時の気持ちが相応しいものであれば、あなたは「ありがとう」という気持ちを身につけていくはずです。
行動と反応によって、人間は「次の自発性」を制御します。つまり行動を変えていきます。「相手が喜んでくれた」なら、あなたの自発性も、より高まることでしょう。それをおおらかに続けていくと、あなたの心は成長している事に気づく日が来ると思います。
質問者からのお礼
中田様
とても温かなお言葉、ありがとうございます。気分障害、というものがあるのですね。実は今診療内科に通い薬も飲み始めています。もうすぐ受診日なので、先生に話してみようと思います。
愛されている、必要とされていることは感じています。その分、同じくらい、もしくはそれ以上に自分の気持ちが湧かないことに違和感と焦燥感と罪悪感があります。これが自分の人間性か、と愕然としています。薬で良くなっても、向き合うことはやめてはいけないと思っていますが、向き合うことでさらに自分を嫌いになるのは避けなければと思います。こんな自分でも生きていかなければいけない、と。
温かなお気持ち、本当にありがとうございました。
佐藤様
とても温かなお言葉ありがとうございます。
行動から変える。
やはり心を変えたくても変わらないときは行動を変えると良いのですね。
主人に直接ありがとうと言われることはあまりありませんが、とても温かな人なので、気持ちは他の形で感じています。そこで同じようにできない自分が嫌になってしまったのです。
佐藤様からいただいたお言葉、何度も読み返してみます。理解して、取り組んでみます。ありがとう、が心に染みて湧いてきますように。
心のこもったお言葉、ありがとうございました。