真言宗 お勤めについて
宜しくお願い致します。
実家では仏壇に向かって手を合わせていましたが、私の家には供養する仏様がいない為
仏壇はありませんし、仏像などもないので高野山で頂いたお札に向かって唱えています。
仏壇などがない場合のお勤めの仕方のアドバイスをお願い致します。
安易に買ってはいけないと思いますが、できれば仏像に向かってお勤めをしたいと思っております。
弘法大師様の像などはお仏壇に入れるものが普通なのでしょうか?
何もわかりませんので、なにとぞ宜しくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お祀りする心が大切
仏壇がなくても、棚や机の上にお御影(仏さまやお大師さまの絵)や仏像をお祀りして拝んでおられる方は沢山います。高野山の御札でも構わないと思います。すこしだけ大切な神聖な場所というのを部屋の片隅でもいいから作りましょう。
仏さまはどこにでもいらっしゃいます。仏像がなくても、仏壇にお祀りしなくても、あなたの心の中にちゃんといらっしゃいます。
要は拝む心が大切なのです。
もちろん本式には仏壇の中に仏像やお御影をお祀りしてというのが本式ですが、小さな家ではそれもままなりません。心を込めておまつりして、それを拝んでいくという姿勢が大切なのであって、いまのままでも構いませんよ。
少し余裕ができたら自分が満足できるお祀りの仕方に変えていかれる、いわゆるバージョンアップしていくというのもありです。
場所があれば、三具足といって、香炉(お線香立て)、燭台(ろうそく立て)、華瓶(花生け)の三種の仏具だけ買って、お祀りするといういのがいいと思いますが、あせらず、少しづつそろえていかれたらいいと思います。
お勤めの仕方は、宗派によって唱えるお経や真言・念仏・題目等が異なりますので、自分の宗派のお寺様に聞かれるのがいいかと思います。
真言宗の場合ですと、開経偈、懺悔文、般若心経、真言、宝号(南無大師遍照金剛)、回向文などをお唱えします。仏具屋さんや大きなお寺などで、それぞれの宗派の経本を売っているので、それを参考になさればいいと思います。高野山でも在家用の経本は売っています。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
今は何もないですが、少しずつ整えていこうと思います。
お大師様に届くようにお勤めいたします。