本職ではないのですが、アルバイトで家庭教師をしています。
小学5年生の男児を教えているのですが、
課題に取り組む際、彼のおしゃべりが止まりません。
その内容が、友達の悪口ばかりです。
学校の授業についても、あれが嫌、これが嫌、給食が嫌と、
まるで2歳児の嫌々期かと思うほどです。
子どもの嫌々は全て受け入れ、肯定し、味方になってやるようにと
聞いたことがあるので、「そうかそうか、それは嫌な友達だね」
と聞いていますが、彼の負のオーラがすごいのと、
汚い言葉でわたし自身がかなりのダメージを受けて、
2,3日は寝付けないほどです。
勉強中に、しゃべり続ける彼をたしなめ、
「はい、集中。手を動かそうか」と促すのですが、
「だって一週間たつといろんなことがあるから」
と返してきます。
わたしは彼の母親ではないし、カウンセラーでもない。
家庭教師なのに、何故こんなに人の悪口を聞かされて、
自分にダメージを与えなければならないのかと思うと、
はっきり彼に告げてやめてしまいたい気持ちになります。
彼の母親からは、「息子はいつも、先生の授業を楽しみにしています」というメールや言葉をもらいますが、
授業というよりも、ただ愚痴を聞かされているだけです。
彼が、愚痴を言わなくなることは今後もないと思うので、
私が、愚痴を聞いても耐えられる心になるか、
家庭教師をやめるしかないと考えています。
愚痴を聞いてもへっちゃらでいられる心を持つ方法はありますか?
やはり、やめるしかないでしょうか?
あるいはほかによい気持ちの持ち方がありましたら
ご教授をお願いいたします。
嫌われたくないと思い、他人にいい顔をしてしまう。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
こんばんは。お疲れ様です。男子がペラペラ喋る、というのは興味深いですね。
まずお母さんには、実態を告げるべきと思います。つまり、あなたは家庭教師として期待されているパフォーマンスを発揮できていないようであり、その原因が子どもにあるのですから。
日々お母さんとの会話で「友達やら何やらへの愚痴」が多いとしたら、そもそもお母さんから彼への話題が(何かにつけ)愚痴ばかり、ということも考えられます。普段の家庭の会話が愚痴ばかりであれば、それは成績以上に彼の人生に陰を落とすと思われます。「家庭の会話が愚痴ばかり」であるなら、それから脱却する努力を、お母さんにもしてもらいましょう。
さて切り上げ方ですが、「私はあなたの勉強指導に、親御さんから頼まれて来ている」という正論を伝えておきましょう。五年生であれば、それは知っているべき事です。
そして実際の行動として、時間で区切っては如何でしょうか。「この問題が終わったら、五分話を聞いてあげる」と、勉強の報酬として「愚痴を言わせてあげる」ルールにしてください。5分経ったら話が途中でも打ち切り。ダラダラ話さずに要点をキチンと伝える練習にもなります。「大概の話は1分でプレゼンできる」という本もありましたっけ。
そして、男の子であれば、「その子について君はどう考えるの?どうしたいの?やるの?」と、行動まで落とし込みましょう。「文句を言ってスッキリ」だけでは終わらせない。「どうしようもないよ」と言ったら、「どうしようもないって分かっているんだったら、もう放っておきなさい」と、仕分けすることを教える。解決にしても放置にしても、人生で役に立つ学びですよ。
あと、言葉については「先生、誰に対してでも、そんな言葉は聞くと嫌な気持ちになるよ」と、「アイ・メッセージ」を送りましょう。上手く言い換えができないなら、「こういうことかな?」と言葉を教えましょう。感情に関する語彙が豊富な子は、国語をはじめ全ての科目について有利です。
なるほど、時間を区切ってけじめをつけるのはとても良い方法ですね!具体的な解決策をご教授くださり、本当にありがとうございます。
今からさっそくタイマーを買いに行きます。
お母様にもお話し、会話や言葉遣いについても、協力をお願いしたいと思います。