中学一年生娘の教育について
私は30歳で、12歳中学一年生の娘がいます。
旦那の連れ子です。下に旦那との間産まれた2歳の男の子がいます。
私としてはどちらも分け隔てなく育てているつもりです。
年齢が10歳離れており、性別も違う事から、都度対応の内容は違いますが、愛情は等しく持っているつもりです。
ただ娘は小学二年生で私の養女となるまで、姑が育てており、「母親の居ない不憫な子」としてかなり甘やかされて育てられていたように見受けられました。
紆余曲折あり、私が面倒を見るようになってからは、大人になってこの子が恥をかかないよう、親が死んでも自分の力で立派に社会生活を営んでいけるよう、叱りながら教えながら諭しながら褒めながら、一生懸命子育てしてきたつもりです。
幸い娘はとても素直な子で、私から色んな事を吸収してくれましたし、とても懐いてくれて、私にしか話さない事柄もあります。
でも最近になって反抗期を迎え、横柄な態度・口の利き方や、勉強・生活面でのずぼらが目立つようになりました。
これも成長の一環・自立への一歩なのだから、と思うようにはしているのですが、ここの所毎日のように叱ってしまい、娘と喧嘩になります。
その度に私は「自分の産んだ子でないから、私はこの子にこんなに怒鳴ってしまうのだろうか。結局私は自分の世間体の為にこの子を立派に育てようとしている、この娘を道具として扱っているだけではないのだろうか」と自分を責めてしまいます。
若いお母さんだから、家庭環境が複雑だからとこの子が言われないようにと最もらしい言い訳を自分に言い聞かせ、結局私は結婚時に反対された周囲を見返したいだけではないのかと。
姑や旦那も、私が自分が生んだ子ではないから娘にきつく当たるんだと思ってはいないだろか、と被害妄想さえ抱いてしまいます。
こう思いだすと、もうどうしたら良いのか分からなくなってしまいました。
どうかご教示お願い致します。
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あなたの愛情を、必ず受け止めてくれますよ!
質問読ませていただきました。
質問内容からも、娘さんをとても大切に愛情を持って育てて来られた様子がよく分かります。
血が繋がってなくても家族だ、その強い信念に頭が下がる思いです。
さて、たとえ血の繋がった子であっても、親と反抗期の子供が激しくぶつかる場合というのは少なからずあります。
それが原因で親子の縁が切れてしまったり、生涯不仲になってしまう親子もあります。
しかし逆にその反抗期を乗り越えて、前よりも親密な親子関係を築く人もいます。
そして叱るというのは、とても労力が必要になります。相手を叱ると反発されるので、それを受け止めなければなりません。もしくは、叱ることで嫌われてしまうかもしれません。もしくは叱ることで自分の気持ちを大きく揺らいで疲れてしまいます。
このように、叱るというのは大変なことです。何も言わないで適当に聞き流す方がよっぽど楽でしょう。
しかしたまごっちさんは、娘さんの将来のことを思って、娘さんのために叱っておられます。これは娘さんが大切だから叱るのではないでしょうか。大切だから、そこまで労力を割こうと思えるのではないでしょうか。
もっと娘さんに対する自分の愛情に、自信を持っていいんですよ。
また周りはどんな風に見ているかですが、そこはわかりません。周りは自分勝手に事柄を判断し、評価するのです。それをいちいち気にしては心がいくつあっても足りないでしょう。
それよりも、大切なのはたまごっちさんと娘さんの関係です。たまごっちさんが娘さんを叱ったとしても、そこに愛情をしっかり持ち、「決してあなたを見捨てない」という意思を伝えることで、娘さんはいつか必ずその愛情を受け止めてくれるでしょう。
将来、娘さんは「お母さんありがとう」と感謝するときが訪れるはずです。
たとえ今は周りがどんな目で見てようと、将来において娘さんと本当の信頼関係を築ければ、周りも自分自身も「あのとき私がしたことは正しかったんだ」と振り返れるときがくるでしょう。
また、「叱る」と「怒る」は性質が全く違います。私も塾の講師をしていましたが、「怒るのではなく、叱りなさい」と教えられました。その違いは「相手のために」という根本を忘れないことだと思っております。
娘さんを叱って、さらに愛情を伝えることを忘れなければ、必ず今の苦労は報われますよ。
何か少しでも参考にしてみて下さいね。
質問者からのお礼
藤川 様
ご丁寧なお言葉ありがとうございます。今までそのような事を言われた事がなかったので、拝見し涙がでました。血縁関係のない娘との関係について、義母から色んな事を言われ、血が繋がっておらずとも私の娘だ!と意地になっていたかもしれません。
娘への愛情に自信を持ってと言って頂き、とても救われました。
娘は確かに私の産んだ子供ではありませんが、娘の親となって後悔したことは一度もありませんし、何があろうと下の子ともども、本人達が自立できるがようになるまで手離す気はありません。
もっと自分の愛情に自信を持って、かと言って自身の価値観だけに縛られすぎず、子育てを頑張っていこうと思えました。
本当に有難うございました。