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漠然とした不安があります

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有り難し有り難し 12

気がつけば私は本当に深刻な悩みを相談できる人が身近にいないということに気づきました。
人から相談されることは度々ありますが私はそれができません。

家族や友達がいないわけではなく、私の気持ちの問題としてできないのです。

弱い部分を見せたくないのか、まわりを信頼できていないのか、相談したところで結局は自分次第という思いがあるのか、自分でもなぜ相談できないのかよくわかりません。

だからなのか、常に漠然とした不安が心にモヤモヤと巣食っているような気がしています。

今健康に不安があります。軽く、誰かに話できれば、それだけで気持ちも楽になるかもしれないのに出来ません。

不安がある自分を認めたくないのかもしれません。
どうすればもっと心を楽に生きていけるのでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

不安の正体は

ご相談拝読しました。

その「漠然とした不安」というものがどういうものかわかりませんが、いや、あなた自身もハッキリとわかってはいないからこその「漠然」なのでしょうが、それはとても大事な感覚なのだと思います。

言ってしまえばその不安の究極は「死」ということではないでしょうか。そして裏返せば「生」ということにもなるのでしょう。すなわち「必ず死すべきいのちをどう生きるのか」ということです。

そんなことは誰かに相談したところで誰も答えてくれはしません。というか答えはないのです。むしろないはずの答えを「こうあるべき」「こうでなければならない」と握りしめることこそが実は自分を苦しめるものです。

健康であるべき、いつも明るく前向きでなければならない、友達は沢山、家族は仲良く…

そいうものは全部勝手に作り上げた「答え」です。でもその「答え」は現実がそうならばかったときに自分を傷つけるものともなり得ます。

今健康に不安があるとのこと。誰かに話せれば確かに心が軽くなることもあるでしょう。しかしそれがただの気休めならば根本的解決ではありません。

おっしゃる通り話せる相手がいるかいないかではなく、話せようが話せまいが、自分の心が開いてるのかということが問題なのではないでしょうか。

心が閉じるというのは答えを握る事と通じます。一つの在り方に固執するということです。「不安はダメ」「心を楽に」というのも一つの「答え」かもしれません。

不安をなくすのでなく、不安と向き合い、不安を深く問えるところにこそ、たとえ不安なままでもむなしくないという道が開かれるのではないでしょうか。よければその道を仏教に尋ねてみませんか?

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有り難し
おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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質問者からのお礼

ありがとうございました。
できるだけ、こうあるべき、を手放せるよう心がけていきようと思います。
生きていくコツを教えていただいたように感じています。

「漠然とした不安」問答一覧

不安でいっぱいです

いつもお話しを聞いて下さりありがとうございます。私は自分がイヤです。何度も転職したり病気で入退院を繰り返して身体の変化に心が付いていきません。今まで我慢できていたことも初めての開胸術後から全ての考えが変わりました。親にも当たり散らしています。少しの事でも待てなかったり時間に追われている気持ちになってしまいました。すぐに元に戻るだろうと思っていた心境も悪い方に行くばかりです。他人の目を気にしてしまって思うようなことが出来なかったり無理難題を押し付けてしまったり。その後に後悔して謝っている感じです。やりたくないことから逃げてしまうのが本当に許せません。逆の立場を考えると受け入れられるかなと思っています。2度目の開胸術後で心身が今まで以上に不安定です。仕事も今までは休みの日以外は休まず行けていました。しかし、今は少しの体調の変化で休んでしまい迷惑をかけてしまうようになりました。この先も自分の身体がどう変化していくのか不安でいっぱいです。はっきり言えるのは仕事をしたくないのです。入院するのは規制もあったりで大変ですが何故か今は入院して嫌な事から一旦、離れたいのです。収入は無くなりますが今の精神状態のままだと仕事を休む理由を探してしまう。発達障害で障害年金の受給を受けられることが決まりました。5年間は受給できます。それに甘え始めている自分がいるのも事実です。先日も婦人科系で受診をしました。特に大きな問題なさそうですが 癌の検査もしましたが可能性はゼロではない、泌尿器科でも小さな良性腫瘍があり検査もしています。先天性の皮膚の病気もあります。後天性の心疾患も難病指定で症状は落ち着いていますが突然死の可能性は無くなった分けではないです どうして次から次へと病気が見つかるのでしょうか?どんどん精神状態は悪化しています。今の仕事を辞めたとしたら次は見つからないと思います。そして、新しい入居者が来週中に来ます(介護施設)その方のことも考えると新たな空気になるので自分が付いて行けるか不安でいっぱい。新しく入る方の方が不安なのでしょうが。自分の事しか考えられないのも嫌です。私はこの先の事が不安で不安で今すぐにでもこの世から消えたいです。不安のない人はいないと思いますが。 どうしたらこのような心境から抜け出せますか?

有り難し有り難し 22
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危害を加えられる妄想から離れられない

私は小さな頃から怖かった経験、物などを一つ一つ覚えてしまいずっと引きずってそれぞれがトラウマになってしまいます。 被害妄想というのでしょうか?例えば、毎日通学で電車を利用する際に後ろの人に突き飛ばされてホームに落とされてしまわないか怖くなってしまいずっと後ろを気にしてしまったり、電車とホームの隙間に足を挟んでもぎ取られてしまったり、小学生低学年の頃くらいから後ろに人が歩いているとナイフで後ろからお腹を刺されてしまうと怖くなってうずくまってしまったり、家を燃やされて大好きな家族、大好きなぬいぐるみや大切なものが全て燃え尽きてしまっていたり、大きな物音がすると強盗に押し入られて家族や私が殺されたり、いきなり人に銃を向けられたり車に引かれる想像、大切な人たちの亡くなった顔を想像してしまったりと他にもたくさんたくさん毎日ずっと怖いことを考えてしまいます。一時期怖くて外に出られませんでしたが、妄想のことは悲しくて怖くて家族などには相談できなくて、心療内科に連れて行ってもらっても泣いてしまってお話出来ませんでした。外に出るのもとにかく不安で、いい歳してぬいぐるみを持っていないと外出出来ません。ぬいぐるみを抱きしめていると少しだけ心が和らぎます。法的に成人している為個人的に心療内科を受診しようかとも考えましたが、受診したことを家族に知られてしまうと心配されてしまったりなにがあったの、とたくさん聞かれてしまうので行くことができません。とにかく毎日ずっと怖いことを考えしまいます。旅行に行った時も背中を刺されてしまわないか、怖い人達につけられていないかなどと心配してしまってお腹を壊してしまったり泣きそうになってしまって1度も楽しめたことがありません。高校から何もかもが怖くなってしまって今でも友達を作ることが出来ません。そもそも怖くて作る気もありません。人と話すのが怖くて、人間関係を築くのが本当に怖いです。いつも誰かに危害を加えられないか、とばかり考えてしまいます。とにかくずっと何をするにも身の危険を感じてしまいます。周りの方々が私に危害を加えようとしていない事は理解しているのですが、何故か妄想が頭から離れません。長文になってしまって申し訳ございません。やはり、家族に迷惑をかけてしまいますが再度心療内科等を受診した方が良いのでしょうか?このままでは怖くて生きて行けません。

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病気に強い不安があります

初めまして。湯屋と申します。 ご多忙な中、読んで頂き、感謝申し上げます。 どうしても自分では解決出来ない悩みと不安があったため、こちらへ投稿させて頂きました。 悩みとは、病気への強い不安についてです。 私には、優しい旦那と可愛い5歳の子どもがいます。離れて暮らす実家の父母も、真面目でしっかり者で良い関係を築けていると思います。 私には持病が二つあり、大学病院へ定期的に検査を受けに行っています。(直接命に関わるものではありません) しかし最近、身体の不調がとても多く、節々が痛むたびに、「大きな病気だったらどうしよう」と不安になります。(なるべく病院へは行っています) 長生き願望はありません。しかし、私が大きな病気をしたり、死ぬことにより、大好きな家族に負担を強いてしまうのが申し訳なくてたまりません。「死ぬことが嫌」というより、「私が死ぬことで大好きな家族に寂しい思いをさせてしまう。多大な迷惑をかけてしまうのが申し訳なさすぎる」という思いです。 朝起きてから寝るまでの間、常に「病気だったらどうしよう」といちいち不安になってしまいます。つい最近、父の癌が発覚したことも大きいかもしれません。 先のことでいちいち不安になるより、今という時間を大切にしたい!そう思うのに、頭に浮かぶのは、病気のことばかりです。何か症状があると、すぐにスマホで検索しまくってしまうのもやめたいです。 一日病気の不安に怯えてしまい、ストレスに潰されそうです。 病気に怯えてばかりいるではなく、いま自分が生きる現実を大切に、前向きに楽しく暮らすにはどうすれば良いでしょうか?どうすれば、病気の不安を断ち切れるでしょうか?アドバイスを頂けると助かります。 最後までお読みくださり、誠にありがとうございました。

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不安に押しつぶされそうになる

以前から何度もご相談させて頂いている件です。 2ヶ月前に6年間お付き合いしている職場の彼の浮気(未遂?)が発覚し、話し合いの末、2人でまた頑張っていくと決めました。 この2ヶ月間、すごくいい関係が続けられていたと思います。 勝手に相手の気持ちがないのではないかと不安に思ったり、また浮気されているのではないかと疑い彼に当たりそうになったこともありましたが、お坊さん方から頂いた言葉を何度も読み返し、不安を鎮めてきました。 そのおかげなのか、浮気してから浮気発覚までの間、とても冷たかった彼がまた昔のように優しくなり、2人の関係もいままでで一番と言えるほど良くなったと思っています。 こんなに喧嘩もなく、毎日笑顔でいられる日々は付き合ってからは初めてでした。 しかし先週、デートの頻度や約束の仕方について、口論になりました。 いままではなんとか鎮めていた不安や不満が、口論でヒートアップするにつれ、また噴出してしまい、彼にぶつけてしまいました。 どうせ好きではないのではないか、会いたいと思ってくれていないのではないか、また浮気するのではないか…思っていても、彼なりに努力してくれているのに、ぶつけるべきではない言葉だったと思います。 彼は口では許していると言ってくれていますが、実際のところはわかりません。 こんなことをいつまでも続けていたら、また嫌われてしまう、他の人のところに行ってしまう、と、また不安が強くなってきました。 自分の心が勝手に生み出している不安を、彼の行動や発言で否定してもらいたいと思っている自分がいるのです。 もっと愛情をしてして欲しい、という言葉で、彼を縛り付けてしまっているのではないかと思います。 自分の不安な気持ちをコントロールするどうすればいいのでしょうか? 彼のことを心の底から信じられるようになりたいです。

有り難し有り難し 3
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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ