前向きな言葉は都合のいい言葉?
いつもお世話になっております。
私は過去に、取り返しのつかないことをして、人を傷つけてしまいました。
それ以来、何をするにもそのことが頭によぎり、「こんな私がこんなことをする資格がない」と思ったり、
前向きな言葉を聞いたりしても、
「人を傷つけた自分には当てはまらない」とか、「自分のせいで傷ついている人がいるのに、自分だけ前向きになったりしてはいけない」と思ってしまい、
どういう気持ちで過ごしていればいいのかわかりません。
どんなに前向きになろうとしても、相手がいることなので、自分だけ勝手に忘れようとしたり、前向きに生きていこうなんて、都合がいいように思ってしまいます。
死ぬまでずっと、こういう気持ちを抱えて生きていくのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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前向きに生きて下さいね
拝読させて頂きました。
私達は誰しもが大なり小なり罪を作ってしまうものです。知らないうちに人を傷つけてしまったり間違いを起こしてしまったりするものです。
あなたも私もそうです。私達は仏様ではありませんからね。本当にものごとの善し悪しがわからない存在なのです。
ですから日々自分の考えや言葉や態度や行動を見つめなおしてみて仏様やご先祖様方に向き合い心から懺悔し、悪しき考えや行いあれば心から反省し、これからそのような悪しき考えや行いをしないようにと心がけていくことが必要かと思います。
そうして誠実に素直な態度で生きていく中で人にも誠実に対応してものごとにも前向きな姿勢でいくことはとても大切なことかと思います。
人のためになることや自分のためになることを考えて進んで行うことは善いかと思いますからね。
何でもやってみないとわからないこともありますので善いと思うことをじっくりやっていきましょう。その中で自ずと答えも結果も出てきますからね。
あなたがこれからも誠実に対応なさり善きことを前向きになさっていかれますようにと、心豊かに充実して生きていかれます様にと切に仏様にお祈りさせて頂きます。
どうか前向きに生きて下さいね。