悦に入る自分が嫌いです。
しん男性/30代
回答 1
有り難し 9
過去の栄光を思い出したり、ありもしない成功話を頭の中で作り悦に入ることがあります。
それをすると自分が小さくなったように感じます。
自分ではよくないことだと思います。
仏教では悦に入ることをどのようにとらえているのでしょうか?
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回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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欲の煩悩は誰にでもある
貪り(欲の煩悩)は誰にでもあります。
欲の煩悩は、快楽や悦楽が発生しているときに「もっと快楽が欲しい」「もっと続けたい」と欲しがり執着する煩悩です。
煩悩とは、悩み苦しみの原因になる感情のことです。
誰にでも欲はありますが、うまく制御しないとストレスや失敗の原因になります。
車の運転時に、スマホを見ながらのながら運転事故なんかも、欲の煩悩が要因です。
不倫やギャンブル依存なども欲の煩悩が原因ですよね。
あなたの場合、頭の中で楽しいことを考える悦楽に対して欲が発生しているのでしょうね。
欲は誰にでもあります。
日常生活のストレスや失敗につながるような状況でなければ、あまり気にする必要はありません。
まずは、自身の欲・怒り・怠け・プライドなどの煩悩に気づくことが大切です。
あとは、心は映画のフィルムのように1コマ1コマが新しい現象、瞬間瞬間に浮かんでは消えるのが心だと理解し、思考や感情を意図的に瞬時に切り替える、つまり自由自在に悦楽や欲を出したりひっこめたりできれば、最強です。
レモンや梅干しの味を思い出すだけで唾液が増えます。でも、思い出すのを止めれば唾液もおさまる。
そのように、心・思考は肉体にも影響を与えます。心のコントロールは、人生全体を大きく変える武器になります。
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有り難し
質問者からのお礼
ありがとうございました。