キリスト教になかなか入信出来ない。
十代の頃から、お寺さんやキリスト教に興味が有って、色々古典を図書館で借りて読んでいました。
親元を離れるようになってからは、近所のキリスト教会に通う様になり、牧師さんとキリスト教についての勉強を、定期的にするようになりました。
学びも一段落し、キリスト教に入信をしたいと言う旨の紙に署名を致しました。
しかし、クリスチャンになると喫煙が禁じられるそうなのです。私は、大学生の時から、好んで煙草を吸っていたので、喫煙が禁じられるという環境は、とても辛いです。
教会に特に不満はないのですが、引っかかるのは、「聖書とキリストを信じない者は、終末に地獄に行きます。」とのこと。
正直ショックを受けました。
教会に不満は、特にないのですが、それからというもの、聖書の言葉がなかなか身に入りません。
私は、どうすれば良いのでしょうか?
悩みだらけの自分が、嫌になります。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人にはそれぞれ向いた宗教があります
私は、外国人のための日本語教室で手伝いをしていたことがあります。そのおり宣教師さんからご自身の論文の日本語版を手直ししてほしいという依頼を受けました。はじめてのことで緊張しましたが、読んでみるとキリスト教は不合理なので科学的思考になじまない、したがって子供のころにキリスト教の信仰を身に付けさせなければならない、という内容でした。その方はたぶん福音派といわれる教派かな、と思います。
私は、だからといって科学と矛盾しない教えがよいと言っているわけではありませえん。不合理だから自分は信じるのだ、という考えもすばらしいです。他者がどうこういえるものではありません。
宗教はそれぞれです。たくさんの宗教があるのは、結局は、人には宗教への好みみたいなものがあって、それぞれに合う宗教を求めているからだと思います。
日本人の場合、キリスト教の信者さんが1パーセントから動かないのは、ほとんどの日本人にとってキリスト教は好みではないということなのでしょう。もちろん少数でもおいでになるのは、キリスト教にすばらしいところがあるからなのでしょうが。
結局、最終的にはあなたご自身の選択に帰すわけですが、hasunohaにご相談になったのは、仏教のお坊さんの意見を聞いてみたいとお考えになったからでしょう。でしたら、仏教のことも学んでみられてはいかがでしょう。
実は、今日、仏教聖典の英訳をなさっている大学名誉教授の方のお話を拝聴に出かけます。違う言語への翻訳作業を通して、お経の意味を深く理解できるようになるということは確かにあります。仏教を学ぶことによりキリスト教の教えがより深く理解できるようになるかもしれません。そしてこのことによりあなたがキリスト教の信仰を深めていかれることになるかもしれません。それは素晴らしいことであると思います。
質問者からのお礼
この度は、誠に御丁寧な御返信を頂戴し、有難う御座いました。
これからも勉強を重ねて、キリスト教会で励んで参ります。
誠に有難う御座いました。