神様仏様大きな存在への恨み、神様について回答受付中
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Q1.自分に都合が悪いことで、人間ではどうしようもないことに遭うと、神様や仏様など、大きな存在(以下、神様と表記します)を恨んでしまいます。自分が原因なら自分を恨めますが、人間ではどうしようもないことを恨む対象を探して、見つけた先が神様になってしまったのだと思います。
例えば、その日しか時間が取れなかった楽しみにしていたお出かけが、雨で中止になってしまった時は、「死ね!」と、神様へ、空へ吐き出してしまいました。転職活動で一年近く苦戦していた時も、「生活かかってるのになんで受からせてくれないんですか〜」と恨んでしまいました。季節の変わり目で持病の症状がひどい時にも「なんで自分だけこんな目に合わせるんですか」と思ってしまいます。
どうしたらこういうことをやめることができるでしょうか。恨みを持つのも、死ねとか吐き出すのも嫌ですし、神様が聞いていて、嫌な思いをされるのも申し訳ないです。また、神罰が本当にあるとしたら、神罰が下ったり、大事な人たちに何かあったりしたら怖いです。(以前、神様に願いを祈ったら、叶ったことがあり、神様の力を少し信じているのもあって怖く思ってます)
Q2.また、そんなことが重なって「神様」という存在がわからなくなってしまいました。「願いを叶えてくれる存在」でも「人間の善悪を判断して褒めたり罰したりする存在」みたいな、都合のいい存在ではないでしょうし…どう考えればいいのでしょうか。
お坊さんからの回答 1件
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都合良く、人間の欲望を叶えてくださるのが、神仏ではないのです
都合良く、人間の欲望を叶えてくださるのが、神仏ではないのですよ。もしそうならば、人間は好き勝手に生きるでしょうね。そして、相手の痛みを感じることも出来なくなり、争いが絶えず、世界は滅びるでしょう。
これは極論ではなく、今起きる原因に目を向けずに、思い通りにならないことを神仏のせいにして恨んでいては、何の学びも成長も得られず、愚かな私のまま生きていくことになるのです。
何が起きていて、どのようにすれば、生きやすいのか。自分の心に問うてごらんと、己と向き合うこと、足元を見ることをすすめてくださいます。神仏を前にすると、落ち着くでしょ。この私を見てもらおうとするからです。神仏の声を聞こうとするからです。冷静に考えていけると、何が大事だったのかが見えてきますよ。
天候は、気象状況を見れば、予測していけます。それを神仏に暴言を吐いても仕方のないこと。
あなたに必要なのは、冷静さかもしれません。ハスノハに繋がることで、気づいていけた。きっと、このご縁も、神仏からの計らいでしょうね。
質問者からのお礼
中田三恵様
ご返信いただきありがとうございます。
確かに神社やお寺で喧嘩をしたり、悪いことをする気は起きなくなりますね。自分の心の奥底に向き合えるからかもしれません。
天候に関しては、その日だけにやるイベントの時に悪天候で流れてしまったからなのです。そのやりきれなさも、神仏はお救いくださるものなのでしょうか。
今回はお忙しい中、誠にありがとうございます。