神棚について
いつも勉強させていただいております。
今回は、自宅と小さな事務所に祀っています神棚について教えていただきたく質問させてもらいます。
簡単な一つ扉の小さい神棚を自宅と自営業で使用しています事務所に祀っているのですが、中に地元の御神札をそれぞれ置いています。
場所はきちんと調べ、上を歩かない、下を通らない、南向きで設置したのですが、御神札の場所の扉は開けるのか閉めるのかが分かりません。
一応、自宅に祀っている神棚はリビングでちょうど家族が集まっているところが見える(御神札から見て)場所ですので、皆を見守ってもらえるよう扉は開いた状態で祀っています。
事務所の神棚は、仕事道具や材料などモノを動かすことが多く、ホコリが舞いやすい為、中が汚れないよう扉は閉めて祀っています。
ネットなどで色々調べたのですが、お寺によって考え方が違うのか、閉めた方が良い。開けた方が良い。それぞれでした。
毎年お正月に家族で氏神様にお参りするときに御神札も新しいものに変えており、家族・仕事ともに良い方向へ向かえるよう祀っておりますので、なるべくベストな状態で祀りたいです。
ぜひ教えて下さい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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神社にお問い合わせください
こんにちは。ご質問ありがとうございます。
ご質問を拝読して、「仏教」と「神道」がごっちゃになっているのではないか、と思いました。
「仏教」は、2500年ほど前にインドのお釈迦さまがひらいた宗教です。それが日本に伝わってきました。今はお寺がそれを守っています。
一方で「神道」は、日本に古来からある宗教です。神社が守っています。
明治以前は、神仏習合で、仏教と神道はごちゃまぜになっていましたが、明治政府の政策により分離させられました。
今は仏教と神道は仲が悪いとかそのような事はありませんが、僧侶(少なくとも私)は神道について詳しくありませんし、神道の神主さんも同じように仏教について詳しくない(もちろん詳しい方もいらっしゃっると思いますが)と思います。
前置きが長くなりましたが、
神棚は「神道」の神様をお祭りする祭壇です。このサイトは仏教のお坊さんが回答するサイトなので、専門外になります。
ですので、お近くの神社の神主さんにお聞きになると良いと思います。ごめんなさい。
神社とお寺の見分け方は、例外はありますが、鳥居があるかないか、です。入り口に鳥居がある方が神社です。