人の話を聞く。それはどういう行為でしょうか?
話を聞く上での注意点、ではありません。
そもそも「話を聞く」とはどういった行為なのでしょうか?
職場でいわゆる反対勢力がいます。彼らの主張は、経営的には筋の通らない意見でした。もちろん、それはそれでまた違う正論ですから、してよい、むしろしてくれてありがたい意見なのです。
しかし、経営的には全ての意見を聞くわけにはいきません。必要なのです。タフコールやジャッジは。しかし、伝え方に失敗し、生意気だ、乱暴だ、感情が欠けている、そういった印象を抱かれてしまいました。
反感をかっている中、とある人に言われたのです。「人の話を聞くのが上手になれば、一生モノだよ」と。
考えてみると、「人の話を聞く」の意味がわかっていないのです。知らないのです。小学生から言われる「人の話を聞きましょう」を。少しも理解できていないのです。私は。
調べると、"共感してあげよう""心を開いて貰おう"そういった感情的な方法論を多く見つけました。正直あまり真意が汲み取れなかったのです。
話を聞く。という意味は理解できないのに、お坊さんは話を聞くのが上手い。というかきっとその真意を理解されている。
そういった無茶振りに近い思いつきを経てここにたどり着きました。
お願いです。自分でわかっているのです。聞き上手でないことは。わかっているのです。一生モノだということも。
具体的に、こういうときが「話を聞いてもらえた」「あるいは話を聞いてあげている」という私のような初心者でもわかるよう、「話を聞く」とはなんたるかを教えていただけないでしょうか?
他人の言葉や思いに耳を傾けず、自分の思想に執着してしまう。 嫌なことがあると、極端に落ち込み、思考が囚われてしまう。 人生に対する漠然と不安が生きる原動力になってしまっている。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「あなたは人の話を聞くということをもっと理解して身につけたいと考えているのですね。」
という感じでしょうか。
つまり、相手の気持ちを理解はできないけど認めてはあげるということ。
経営的に間違った意見を聞いても、「なるほどそういう考え方もあるのですね。」と一応は認めることが大切です。
そうしないと誰もあなたに意見を言わなくなりますからね。
そして相手の意見を聞いていく中で、相手の価値観や優先事項など知る事が出来たら、こちらの意見を相手に言う時に相手の心を傷つけないような言葉を選んで言う事ができるのではないかと思いますよ。
何事も練習と経験ですから、私も聴き下手なのでお互いに精進しましょうね。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
認める。これがまずはじめにあり、次に理解や言葉選びになる。心にスッと入る説明をいただき、下手なりにやってみよう、そう前向きな気持ちになることができました。