経と西欧音楽
あお女性/50代
回答 1
有り難し 5
よろしくお願いします。
長い間、西欧の古典音楽に親しんで、楽器もやってき来ました。特にバッハをアホのように延々と弾いたりします。
上手くなりたい訳でもなく、人に聴かせる目的も無く、いったい私は、どうしたいんだろうと思っていましたら、このところ経の響きに惹かれます。経典を読むことと、譜面を読むのを同じように考えても良いかもしれないと思いましたが、情の在り方、祈りの在り方、随分違うような気がします。
お坊さんは、ドレミの音楽があふれている世の中で、経を上げられると思います。違いを、どう感じておられるのでしょうか。また、簡単な事ではないと思いますが、心構えのアドバイスを頂けたら幸いです。
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同じような気がしますね。
音楽は感情や気持ちを音に表現して演奏し、聞く人はその音から作曲者や演奏家の感情や気持ちを受け取りますよね。
お経は、お釈迦様や僧侶達の思いや教えを文字に表現したものであり、私達はそれを読みながらその思いや教えを受け取ります。
音楽は聞く人によって受け取り方が違うこともありますよね。
お経も同じで読む人によって受け取り方が違ってきます。それが沢山の宗派に分かれた理由の一つです。
人と違ってもいい、大切なのは自分がどう受け取って、それを実生活に活かしていくのか、ということですね。
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有り難し
質問者からのお礼
ありがとうございます。ほっとさせて頂きました。実生活に生かすとすると、心のお掃除かもしれないと思いました。
波音や雨音も、鳥の声も、激しかったり、優しかったり、受け取り方は、一人分でも無限で、みんな違うって考えると、開放される気持ちになります。