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自宅敷地で亡くなってしまった野良猫の供養について

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自宅の離れを長い間使っていなかったので、改装をしようと建て付け家具の取り外しを行いました。
すると、その家具の引き出しの裏から亡くなって1~2年経った状態の野良猫が発見されました。

住み着いていたのか、雨風しのぎのために入ったら出られなくなってしまったのかわかりませんが、いずれにしても、出たいのに出られなくなってしまったような状態であったとすればとても可哀想なことをしてしまいました。

丁度その次の週のこと、自分自身妊娠していた子供を流産してしまい、また、家具の取り外しをしてくれた業者さんのご家族が亡くなってしまったりということが続き、偶々時期が重なっただけなのかもしれませんが、その猫ちゃんが赤ちゃんや業者さんのご家族をあの世に連れて行ってしまったのではないかと不安になりました。

家の中でそのようなことがあった場合、ご供養あるいはそれに相当する儀式のようなことをすべきだったのかと考えております。猫ちゃんの遺体は既に無くなってしまっている状況ですが、個人で出来る供養の方法などあれば教えていただきたく、お願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

こころ込めてご供養なさった下さい

拝読させて頂きました。あなたがそのことを気にしてしまうのも無理からぬことと思います。
とはいえそれぞれのことの直接的な関連性は限りなくうすいと思います。
それぞれの関連性について不安に思われることよりはそれぞれ尊い生命ですから真心込めてご供養なさることが望ましいと思います。
先立たれたあなたのお子様、その猫ちゃん、亡くなられた業者さんのご家族の方それぞれに必ず仏様に導かれて仏様のもとで一切の苦しみからも救われます真心込めて仏様にお願いさせて頂きご供養させて頂きますね。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ、南無阿弥陀仏なむあみだぶつ、南無阿弥陀仏なむあみだぶつ…。
仏様は必ず平等にお子様も猫ちゃんもご家族の方もお導きくださいます。そして必ず仏様のもとで親しい方々やご縁のある方々やご先祖様方に優しく迎えて頂きます。そして共々に心円満にご成仏なさいますからね。
お子様も猫ちゃんもご家族の方もこれからもあなたや多くの方をいつでもどこにいてもずっと見守っていて下さいます。

あなたもどうか合間合間にお子様や猫ちゃんや業者さんのご家族の方に心から手を合わせて真心込めてご供養なさって下さいね。
あなたのその思いは必ず仏様に届きます。必ずお子様にも猫ちゃんにも業者さんのご家族の方にも届きます。

あなたがそれぞれの方から、ご先祖さまからいつも優しく守られながら皆さんとこころ豊かに生きていかれますようにと切にお祈りさせて頂きます。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

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