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叶わない

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有り難し有り難し 5

前回の相談に続きがあります。亡くなった彼の弟に 特別な感情を持ちつつも
不謹慎だと思い 時間が経てば気持ちも変わるのかなと思っていますが やはり会いたい気持ちは変わりません。彼が生きてたら どう思うのかと思いますが 共有してその話をできる関わりがある弟としか居ないからです。その弟は 亡くなった彼の借金に頭を抱えていて、相続は放棄する方向で話を進めているようです。私も 亡くなった彼にまさか借金があったなんて複雑な気持ちでいます。それもこれも私との同居生活が苦しかった故の借金でした。。だから弟からしたら、私を逆恨みしたいはずだと思うのですが、亡くなった後は お互い前向きな言葉を使いながらメールのやりとりをしていました。先日 そんなお金の話で 電話で初めて話したら やはり弟は、ヤケクソと言うかヤサグレていました。葬式後に いろいろやらなきゃいけない現実があり 心に余裕がない感じで、私に前向きな言葉を使ってたのも、強がりだと言われました。
本音を聞いた気がしますが、私は 弟に
もう連絡していません。これ以上近づくと弟のことを 追いつめるだけだし傷口えぐるだけだしと思っています。
ですが、気持ちは切り離せなくて
どうしたら彼を救えるのか お互い幸せになれるのかと毎日考えてしまいます。諦めて 時間が経つのを待つ方がいいですか?長文で、すみません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

相手には相手の思いがある

前回のご相談と併せて拝読しました。

彼の弟さんを救うってどういうことでしょうか。

自分の思いをそこに重ねてしまってはいませんか?

彼のご命終からどれくらいの日が経過しているのかわかりませんが、いったん冷静になるためにこのまま連絡をせずしばらく過ごしてみてはいかがでしょうか。

特に今は向こうも余裕がないでしょうし、あなたはあなたでそればっかり考えるとそうとしか考えられずとらわれていくでしょうから。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

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