ペットに対する家族の対応に納得いかない
はじめまして。
ポムと申します。よろしくお願い致します。
私の実家では以前犬を飼っておりました。(仮名:林檎)母親が欲しいと言って買ってきて飼っていましたが、1〜2年ほどで対応がおざなりになり、同居する祖父母が散歩や餌やりをしていました。
数年後、もとから飼っていた先代の犬が亡くなると同時に祖父母も林檎に餌やりしかせず、繋いだままにするようになりました。何年かで亡くなってしまいましたが、10年ほどの寿命と、犬にしては短い命だったと思います。
なぜ、私が上京したタイミングでペット可のマンションを選び、林檎も連れて行かなかったのか、数年経った今でも毎日後悔しており、考えると悲しい気持ちになります。林檎を考えたときに出てくるのは、不安そうな顔をしているシーンばかりです。
しばらくしてから実家でまた犬を迎えることになりました。
皆、後期の林檎とはまるで違った対応で日々可愛がっております。
毎日二回散歩にも連れて行ったり、服を着せたり、「犬の散歩は疲れるから…」と林檎を放置していた祖父母も散歩に出かけたりしております。
私は家族のことが大好きですが、どうしてもこの犬への対応に納得がいきません。
実家に帰り、家族ぐるみで
犬を溺愛している姿を見ると、なんとも言えない悲しさと怒りが湧いてきます。
今更家族へ不満を述べたところで、林檎が帰ってくるわけではありません。満足いく回答も得られないでしょう。
なので家族には何も言っていないのです。
この感情をどう処理したらいいのか分からず、こちらへ相談した次第です。
私の考え方では、
「今更、家族達が林檎のためにできることはないので、不満は直接は述べないでおく」
「自宅でたまに線香を焚く(林檎のお墓はありませんが、自宅に線香を備える場所を作りました)」
「お墓まいりの時に、先祖へ林檎のことをお願いする」
できることはこれくらいかと思いました。
このほかにも、何かありましたらぜひご教示頂きたく思います。
乱筆失礼いたしました。
どうぞ、考えかたや捉え方についてアドバイスがありましたらよろしくお願い致します。
亡くなったペットのことが可哀想で、なにもしてあげられなかった自分が嫌になってしまう。
お坊さんからの回答 1件
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実家に帰った時に実行すること。
ペットに対する接し方にご不満があるようですね。
結論から申し上げると、林檎ちゃんは、今、家族の方々が今のペットに対して優しくしてくれていることに満足しています。決して恨んだり憎んだりしていません。それより、一番憎んでいるのは、ポムさんご自身です。
林檎ちゃんから学んだことで今の家族は、新たペットを飼っていると思います。そこには反省も含まれているかもしれません。また、その当時では、そこまで気にしていなかったのかもしれません。いずれにしても、ポムさんが林檎ちゃんに対する感情と、家族に対する感情を恨みや後悔や憎しみ、悲しみではない方向へ向けてください。
それが一番の、林檎ちゃんへの供養にもなります。
色々な供養や追悼の方法はありますから、ご自由でいいと思いますが、その大前提には、感謝です。そして今、家族のみんなが今のペットを可愛がることに林檎ちゃんもオーバーラップしてください。それが、ポムさんにとっても、林檎ちゃんにとっても一番いいことです。
次に、実家に帰った時は、今いるペットに対しても、林檎ちゃんと同じように接してください。そこで何か吹っ切れるものがあれば、この問題は解決するでしょう。