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大切な犬の死、後悔とさみしさ

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13歳5ヶ月になったゴールデンレトリバーが先日亡くなりました。

とても元気に過ごしていたのですが、2ヶ月前に体調が悪くなり動物病院に連れて行ったところ肝臓がんの疑いがあると言われ、おそらく2,3日で亡くなるだろうと言われました。(年齢と血液の数値的な理由から、積極的治療はしない方がいいと言われました。)しかし、その後食欲が出てきて、この2ヶ月はごはんもバクバク食べるし、朝夕のお散歩は元気に歩いていたし、本当にいつも通りの元気な子でした。

亡くなる日の朝もいつも通り元気でした。12月に入りさすがに寒けれどその日は晴れていたし、お外が大好きな子なので、朝のお散歩のあと外につないで「行ってくるね」と頭をぽんとして、いつも通り出勤しました。

しかし、18時過ぎに帰ってきたらコテンと横になっていて、いくら揺すっても目を覚ましてくれませんでした。近くには少し吐いた跡。それ以外は眠っているようでした。

余命宣告を受けてから2ヶ月。毎日毎日死別の恐怖がありました。私はちゃんとこの子を看取れるかなとか、そんなことをいつも考えていました。
けれども、愛犬は、私の帰りを待ちながらひとりで逝ってしまいました。
寒さで急激に体調が悪くなったのかもしれない、もし私が外に出していなかったら…とか、触るとぬくもりを感じたので、私の帰りがもっと早かったら…と後悔でいっぱいです。
大型犬で13歳なので、老衰なのかもしれません。でも、あの子が逝ってしまう瞬間にそばにいてあげられなかったことがつらいです。苦しかったらどうしようと思うと涙が出ます。

そしてなんともいえないさみしさでいっぱいです。
13年5ヶ月も生きてくれて、うまく言葉にできないんですけれど、長い長い物語が終わったようなそんな気持ちなんです。
喪失感というか、「不在感」です。いたのに、いない。体温を感じていたのに、いない。とてもさみしいです。
どこにいても何をしてもあの子の姿が脳裏をかすめます。
明るくて優しい顔が目に浮かびます。
でも、いないんです。
あっという間に逝ってしまったため、自分の中でこのさみしさをどう処理していいのかわかりません。
そして、時間がたってこのさみしさを忘れるのも怖いです。

乱文で申し訳ありません。心に浮かんだことを浮かんだままに書いてしまいました。何かご助言をいただけると幸いです。

2024年12月9日 16:05

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

なんと孝行な愛犬さんでしょう

すみれ様 拝見しました。

大切な犬の死はお辛いでしょうね。
実は当院でも中型犬で17歳の老犬がいます。

歩き方も姿勢もどんどん老犬になってきて、
老いを感じさせられています。

いつ死んでもおかしくない年齢ですが、ゲージの中で息をしていることを確認しては、ホッと胸を撫で下ろしております。

そんな毎日を見ておりますので、すみれさんが愛犬とお別れになった気持ちは、私も近くに私が味わうであろう喪失感だと思い、パソコンに向かいました。

年齢的には13歳5ヶ月という大型犬にしては長生きでしたでしょう。
ですが、実際に亡くなってしまうと死別の辛さが猛烈な勢いで襲ってくるものです。

愛すれば愛するほど別れが辛くなってくるのです。

仏教の教えの中でも「愛別離苦」(あいべつりく)という苦があることを教えています。

愛するものと別れる苦しみは、絶対に逃れられない苦しみの一つですから、どこかで受け入れなければならないものなのです。

とはいうものの今のすみれさんには本当に苦しく悲しく居た堪れない気持ちだと思います。

ですから今は、しっかり泣いてください。愛犬と暮らしたことを思い出してあげてください。

そして、亡くなった愛犬さんではありますが、魂はあなたのそばにいるものとして、供養してあげてください。

ただ、あなたの文章を読んでいまして、なんと飼主孝行な愛犬と感心していました。

医療の診断に反して元気を取り戻して、数ヶ月もあなたに元気な姿を見せてくれていたということは、素晴らしいことです。

動物というものは死を誰かに見せないのが本来の姿です。

元気な姿しかあなたに見せずに、逝ってしまうのは愛犬さんのあなたへの心遣いかもしれません。

このような気持ちで旅立った愛犬さんの気持ちなら、あなたが悲しんでいる姿よりすこしづつでも元気になってくれることを願っているのではないかと思います。

悲しんだ後は、少しづつでも日常に戻ってください、そして笑顔で愛犬さんの供養をしてあげてください。合掌

2024年12月9日 18:22
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有り難し
おきもち

護摩行1200回以上・滝行:1100回以上もすると、お話しできることもできてきた行者です。 元々は在家の出身ですが、17歳で出会った師匠の生き方に感銘を受けて、18歳から師匠のところで内弟子修行。 ただ、この時点で師匠が僧侶であることを知らなかったという間抜けな弟子入りでした。 一体何になるために弟子入りするのか、その時はわからないままだったんです。 多感な時期に、弟子にならずにはおられないほどの生き様を見せていただけたことは、私にとって生涯の幸せだと今は思えます。 その後、内弟子行12年の間に夜中行・護摩行・籠山行・滝行・お百度行などを経験させていただきました。 結婚と同時に小さなお堂を預かって師匠のもとから独立。年間数百回を超えるご相談を聞いております。 人々を幸せに導く行者として、60歳を超えた今も季節を問わず変わらず修行を続けております。 また、別に事業もしておりますため、マーケティングやセールスなどにも詳しくなって、娑婆の厳しさと理不尽さも舐めてきています。 本当に救われる信仰として、実践に則したお話をさせていただきます。

これからもその子のご縁を大切に

拝読させて頂きました。
大切なその子がある日突然お亡くなりになってしまい、あなたは深い悲しみや喪失感にさいなまれているのですね。詳細な経緯はわからないですけれども、あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
その子が心安らかになります様に心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたのその悲しみや後悔や失った思いは消えないでしょう。
どうかその子が心から安らかになります様に心からお祈りなさって下さい。またあなたのその子への思いをありのまま心からその子にお伝えなさって下さい。
あなたのその思い全てその子に届くでしょうし、その子はあなたを優しく受け止めて下さり、あなたに寄り添って下さいます。
その子はあなたと一緒に心から幸せに与えられた命を生き抜いていかれたのです。
その子は仏様や神様に導かれ、あなたのご先祖様にも優しく迎えられて、一切の痛みや苦しみから救われて清らかにご成仏なさっていくでしょう。そしてこれからもずっとあなたのことを優しくお見守りなさっていて下さいます。
あなたとその子とのご縁はこれからもずっと永遠に続くのです。
いつの日かあなたが与えられた命全うなさる時には必ず仏様や神様が導いて下さり、先に逝かれた親しい方々やご先祖様があなたをお迎えなさって下さいます。その子もあなたをすぐにお迎えなさって下さいます。そして再会を喜び合い分かち合い、一緒に仲良くご成仏なさっていくでしょう。
あなたがこれからもずっとその子とのご縁を大切になさり、毎日を健やかに心豊かに生き抜いていかれます様に、与えられた人生を全うなさる時には必ず仏様や神様がお導き下さり、その子がご先祖様を連れて優しくお迎えなさって下さいます様に切に祈っております。至心合掌 南無阿弥陀仏

2024年12月9日 17:51
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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

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