父の死
父が先日、66歳で亡くなりました。
末期がんでした。4年間の闘病中も愚痴も言わず、髪がなくなっても明るく頑張ってくれました。
亡くなってから、睡眠薬がたくさん出てきました。ここ数年どれほどつらくて眠れない夜を過ごしたんだろう、もっと寄り添ってあげれば良かった。隣で寝てあげたら良かったと思います。
わたしは2年前に結婚して転勤で隣県に住んでいるのですが月に一度か、帰っていない月もありました。
もっと会いに行っていたら、父とたくさん話していたら。そして、一番の後悔は孫の顔を見せられなかったことです。
結婚して2年、不妊治療しようか、どうしようかと言っている間に父が逝ってしまいました。
20代は仕事が楽しく、結婚妊娠はゆっくりでいいやと思って過ごしていました。
わたしがのんびりしていたせいで、と思って後悔が尽きません。
自分自身は祖父にたくさん可愛がられて育ったのに、自分の子にそんな思いもさせてあげられません。
自分がもっと早く結婚して子供を産んでいたら、と考えると、悔やまれて仕方ありません。
読みにくい文章で申し訳ありません。
父が先日66歳で亡くなりました。孫の顔を見せられなかったのが後悔です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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これからもお父様と共に
拝読させて頂きました。
お父様がお亡くなりにられたことこころよりお察し申し上げます。
お父様が必ず一切の迷いや苦しみから仏様に救われ、仏様のもとで親しい方々やご先祖様方に優しく迎えて頂いて、心から安心され穏やかになります様仏様にお願いし、心を込めてご供養申し上げます。南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
お父様がお亡くなりになられたその悲しみや後悔のお気持ちはなかなか消えることは難しいでしょう。
その思いをそのままお父様に手を合わせてご供養頂きながら、素直にお父様にお伝えなさって下さいね。
お父様は必ずあなたのその思いを受けとめて下さいます。そしてあなたの心を優しく包み込んで下さいます。
きっとお父様はあなたや皆さんとその人生を生きてとても嬉しかったでしょうし、皆さんと共に生きた人生やそのご縁をかけがいのないものとして思っていらっしゃることでしょう。
お父様とのご縁はこれからもずっとずっと続いて参ります。
あなたや皆さんがこれから生き抜いていかれるのを優しく見守っていて下さいます。
あなたにお子さんがお生まれになられたならば、あなたやお子さんに寄り添い心からお喜びなさって下さます。そしていつまでもあなたやお子さんを片時もこころはなれずに守っていて下さいます。
あなたやお子さんの成長をいつも支えて下さいます。
どうかお父様に手を合わせて、「これからもいつもいつも守っていてくださね!」とお願いなさって下さいね。あなたのその思いを聞いてお父様はきっと「うん、わかったよ!いつも守っているよ!」と笑顔でうなずいて下さるでしょうからね。
悲しみは尽きませんがどうかこれからも真心込めてご供養なさって下さい。お父様はいつもあなたや皆さんと共にあるのです。皆さんと共にこれからも幸せに生きていかれるのですからね。
質問者からのお礼
大変遅くなりましたが、回答をありがとうございました。何度も泣きながら読みました。父も、わたしや家族と一緒に人生を過ごして幸せだったんだ、と思うと少し気持ちが救われました。亡くなって明日でちょうど半年です。四十九日、百日を過ぎて明るく前を向こうと思いますが、朝起きたらこの世界に父がいないんだと思って涙が止まりません。毎日心の中で、実家に帰れるときはお仏壇の前で話かけるようにします。
真心こめて、出来る限りの供養をしていきたいと思います。
丁寧な回答、本当にありがとうございます。